■世界最大級の渦潮が有名な四国の玄関口「徳島県鳴門市」では、家庭菜園・アルバイト・兼業等、形態や規模を問わず農業を生活に取り入れながら、農業以外の仕事・ライフワーク・得意なことといった、自身のライフスタイルに合わせたX(=天職)で世の中に貢献する新しい生活様式「半農半X(はんのうはんえっくす)」を応援しています。

 

■令和6年度半農半Xシェアハウス事業 第2弾のなると金時編では、(株)JA里浦ファームと(株)おてつたびと鳴門市とで連携し、参加者のみなさんにシェアハウスで交流していただきながら、午前中は鳴門市のブランドさつまいも「なると金時」の農作業、午後からはフリータイムの鳴門暮らしを約2週間体験していただきました!

 

今回インタビューをさせていただいたのは、東京都から参加の串田 亜郁美さん。

 

四国を訪れること自体初めてだという串田さんに、鳴門市の印象や地方で暮らすことに対する思いなどをお聞きしました!

 

今回お話をおうかがいした串田 亜郁美(くしだ あいみ)さん

 

大都会・東京から初めての四国の地・鳴門市へ

 

「こんなこと言ったら失礼かもしれませんが、鳴門ってもっと田舎だと思ってました。」

 

今回のインタビューは、串田さんのそんな一言から始まりました。

 

「でも実際来てみると全然そんなことなくて、観光できるところもお店もたくさんあって、魅力がいっぱいで毎日がすごく楽しいです。」

そう言ってにっこりと笑った串田さん。

 

鳴門に来たらドイツ館に行きたい!と強く思っていた串田さんは、なんと午前中の農作業が終わったその足で、市が貸し出している自転車に乗ってドイツ館まで行ったそうです。その距離10km以上!!

 

さらに登山道への入り口を見つけた串田さんは、そのまま歩いて登山道へ。

 

「(東京にはそういった山が身近にないので)山登りもしてみたいな、と思っていて、そのまま山に登っちゃいました!」

 

鳴門市ドイツ館

 

さらにお休みの日にはレンタカーを借りて香川県の父母ヶ浜と岡山県倉敷市に遊びに行ったとのこと。なんと片道約180kmのドライブです。

 

もちろん翌日には早朝からの農作業が待っています。
そんなことはものともせずに鳴門市近隣の観光地までめいっぱい満喫し、鳴門市での生活をパワフルに楽しんでいる串田さんの様子に、こちらまで元気をいただきました。

 

次に、さつまいもの収穫作業を主にしている串田さんに、大変だと感じた点を聞いてみると・・・

 

「楽しいことの方が多くて、すぐには思い浮かばないですね。」

 

と、にこり。

 

農家さんは家族ぐるみで仲よくしてくれますし、作業の合間にはいも料理やおかし・フルーツなんかも用意してくれてすごくおいしかったです。今回のおてつたびが終わったあとも、機会があればぜひまた会いに来たいです。」

 

 

また、他の参加者とはLINEでグループを作り、行ったお店や農作業の様子などを共有していたそうで、参加者全員の関係が良好な様子もうかがえました。

 

四方見展望台にて。ハート型の島を見ることができるので、みなさんハートを表したポーズをしています

 

串田さんの「半農半X」

 

学生の頃から5~6回のおてつたびに参加した経験を持つ串田さんですが、そのうち半分くらいが農業系おてつたびだそうです。

 

今回の鳴門市のおてつたびでは、ブランドさつまいも『なると金時』の収穫が主な作業内容ですが、これまでに田植え作業や、桃の収穫作業なども経験されているとのこと。

 

宿泊施設でのおてつたびもたくさんある中、どうして農業系のおてつたびに参加しようと思ったのか、その理由を聞いてみました。

 

『半農半X』という生き方に興味があったんです。
さつまいもを食べることは大好きなのですが、さつまいもを育てて加工して販売したり、自分の作った農作物を売って誰かに喜んでもらったり、といった『ものづくり』に興味があるというよりも、農業に関わっている生き方がどんなものか知りたくて農業系のおてつたびに参加しているんです。」

 

農業が身近にある生き方がどんなものなのかを知りたい―――。

 

串田さんのお話を聞きながら、それはまさに『半農半X』が目指す『農あるくらし』に直結することではないのかと感じました。

 

また、串田さんはこのようなお話も聞かせてくれました。

 

「実はいまやりたいと思っている仕事があって・・・外国人に日本の良さや日本語を教える仕事なんですけど、東京に帰ってからは本格的にその資格取得に取り組みたいと思っているんです。今回、鳴門市でのおてつたびに参加して、農業が身近にある生活がどんなものかよく分かったし、とても魅力を感じたので、将来的には東京と地方で、本業と農業の2拠点生活ができればいいなと思っています。

 

なると金時の収穫作業をする串田さん

 

これからの参加者へのメッセージ

 

「これまで参加した農業系おてつたびは、1日だけの作業や、集められたアルバイトさんたちだけでの作業が多かったので、実際の農作業のイメージがつかみにくく、その地域の魅力を発見するところまで至りませんでした。

でも、鳴門市のおてつたびは実際の農家さんのもとで2週間かけてじっくりとさつまいも農家のライフスタイルを知ることができるし、観光・生活ともにたっぷり時間を使って満喫することができるので、地域の魅力を発見したい人にはぜひ参加してもらいたいと思います。

 

 


 

■令和5年度 なると金時編 参加者インタビュー記事はこちら

鳴門市で築いた「人とのつながり」。半農半Xシェアハウス事業 体験レポート Vol.3

「人の温かさに心が洗われる」 半農半Xシェアハウス事業 体験レポート Vol.4

「農業ってすごく楽しくて癒される!」 半農半Xシェアハウス事業 体験レポート Vol.5

鳴門で「半農半フリーランス」はいかが?半農半Xシェアハウス事業 体験レポート Vol.6

 

■令和6年度 なると金時編 参加者インタビュー記事はこちら

海風が心地よい鳴門市でこれからの人生と向き合う。半農半Xシェアハウス事業 体験レポート vol.9

本格就農への第一歩は鳴門市から!~半農半Xシェアハウス事業体験レポート vol.10 前半

農業の無限の可能性を追う!~半農半Xシェアハウス事業体験レポートvol.10 後編

 


鳴門市移住専用ウェブサイト&専用 Instagram【NARUTO.3RD】(なるとさーど)

鳴門市へ移住を検討されている方はぜひ一度ご覧ください。

【移住専用ウェブサイト】http://naruto-3rd.com/

【移住専用Instagram】https://instagram.com/naruto.3rd

生まれた場所でなくてもいい、

育った場所でなくてもいい、

あなたの“ やりたい ”を実現する“ 第3の場所 ”に