農業の無限の可能性を追う！～半農半Xシェアハウス事業体験レポートvol.10 後編 | Nativ.media

■世界最大級の渦潮が有名な四国の玄関口「徳島県鳴門市」では、家庭菜園・アルバイト・兼業等、形態や規模を問わず農業を生活に取り入れながら、農業以外の仕事・ライフワーク・得意なことといった、自身のライフスタイルに合わせたX（＝天職）で世の中に貢献する新しい生活様式「半農半X（はんのうはんえっくす）」を応援しています。

■令和6年度半農半Ｘシェアハウス事業　第2弾のなると金時編では、(株)JA里浦ファームと(株)おてつたびと鳴門市とで連携し、参加者のみなさんにシェアハウスで交流していただきながら、午前中は鳴門市のブランドさつまいも「なると金時」の農作業、午後からはフリータイムの鳴門暮らしを約２週間体験していただきました！

■「本格就農への第一歩は鳴門市から！～半農半Xシェアハウス事業体験レポート　vol.10　前編」では、香川県から参加されている奥村　恵美子さんへインタビューをさせていただき、奥村さんが「半農半Xシェアハウス事業」に参加しようと思ったきっかけや、鳴門市での農作業の様子をお伝えしました。

今回お話をおうかがいした奥村さん。

「農業の無限の可能性を追う！～半農半Xシェアハウス事業体験レポート　vol.10　後編」では、前編で書ききれなかった、奥村さんの鳴門市でのフリータイムの過ごし方や他の参加者との交流、今後の展望などをお伝えしていきます！！

この記事の目次

鳴門市をたっぷりと楽しむ
- 他の参加者と一緒に鳴門観光へ！
- 鳴門や徳島のグルメを堪能！
さつまいも栽培からはじまる「農業の無限の可能性」
参加を考えている方へのメッセージ

鳴門市をたっぷりと楽しむ

他の参加者と一緒に鳴門観光へ！

なると金時の農作業は午前中のみ。
午後からの時間は完全にフリータイムになります。

その時間を利用して、ほかの参加者と一緒に鳴門の渦潮を見に行ったときのお話を聞かせてくれました。

実は、迫力のある渦潮が見られるかどうかは潮の満ち引きが大きく関係しているのですが、事前にきちんと潮見表を確認されていたことから、うずしお観潮船からはとても迫力がある渦潮を見ることができたそうです。

迫力ある渦潮を間近で見ることができる『うずしお観潮船』

また、鳴門公園にも足を運び、エスカヒル・鳴門や、大鳴門橋遊歩道渦の道、大鳴門橋架橋記念館エディなど、鳴門市の有名観光スポットをたっぷりと満喫されたそうです。

参加者同士の関係も良く、充実したフリータイムを過ごされているようでした。

鳴門や徳島のグルメを堪能！

滞在中の昼食は主に外食をしているという奥村さん。

鳴門市内のお店はもちろん、はるばる20km以上離れた県内の小松島市まで足を延ばすなど、徳島県内のグルメを堪能されているとのこと！

「鳴門にいる間に、できるだけいろいろなラーメンを食べたいなって思ってます。」

そう言って、ラーメンやおいしそうなお料理の写真をたくさん見せてくれました。

さつまいも栽培からはじまる「農業の無限の可能性」

「香川では、さつまいもに関するいろいろなことがしたいと思って農業をしていました。

さつまいもを作るだけじゃなく、それこそ最近の子どもたちはあまり畑の土を触る機会がないと感じたら、『わたしの畑で土に触れる機会を作ろう！』と、親子いも掘りイベントをやったり、『無人販売所でさつまいもを売りたい！』と思ったら、あえて畑の近くにあるうどん屋さんの方に向けて無人販売所を作ったり・・・

無人販売所はうどん屋さんを利用するお客さんに好評で、店頭に並べたさつまいもはすべて完売しましたよ。」

また、栽培したさつまいもの加工品製造も行っており、イベントに出店して販売もしているとのことでした。

奥村さんのスマホには、商品を購入してくれたたくさんのお客さんの笑顔いっぱいの写真が残っていました。

本格的にさつまいも農家になったあともその想いは変わらず、栽培から販売や加工まで手掛けていきたいと、笑顔で語ってくれました。