最近、景気の不安定要因となりそうなニュースが散見されますが、有効求人倍率は、引き続き高いレベルを維持しているようです。その信頼度や実際の相関度合いはともかく、毎月発表されるこの数字は、その指標の一つとして一般的に認知されています。
【有効求人倍率とは】
有効求人倍率とは、公共職業安定所で扱った月間有効求人数を月間有効求職者数で割ったもの。一般に、有効求人倍率は景気と一致して動く特徴がある。ここでいう「有効」とは、公共職業安定所における求職票や求人票の有効期限(公共職業安定所が求職票や求人票を受理した日の属する月の翌々月の末日)のことである。景気動向を見るために作成される景気動向指数の一致系列に採用されている。
(出典:Wikipedia)

都道府県別ランキング”2位”は…?

厚生労働省が毎月統計を発表しているこの指標は、最新の7月30日の発表の6月の数字で、全国で1.61倍。
この統計は、都道府県別にも発表されています。
現時点での最新の数字の都道府県ランキング1位は、皆さんのご想像通り「東京都」(2.13倍)です。

では、2位は、どの都道府県だと思いますか??







答えは、「広島県」なんです。
その数字は2.06倍と、東京都とさほど変わらないレベルです。
しかも、広島県は、過去12ヶ月をさかのぼってもトップ3を外れたことがない、正真正銘の「2位」なんです。

参考になる集計データが、ファンジョブさんのこちらのサイトに見やすく整理して掲載されています。

広島ってどんなところ?

私は、瀬戸内の観光に関する仕事をしている関係で、月に1~2度は広島に伺っています。
一言で言うと、本当に「いいところ」です。
これは、全くおべっか抜きです。(笑)
というのも、地方都市と言ってもやはりこの規模の地域は、不便さなどを感じることはまずありません。
しかも、ご想像どおり、食べるものは美味しいし、しかも安い。
飲みに行って、たらふく食べても3,000円くらいだったりします。
車で少し行けば、すぐに瀬戸内の美しい景色が広がり、山々の方面も素晴らしい場所がたくさんあります。
弊社のメンバー含め、繋がりのある在住の皆さんの休日のSNSは、羨ましい限りです。(笑)

あと、やはり「人」がいい。
皆さんどこか陽気で、ほがらかで、オープンな方が多い気がします。
移住した人の何人かから、「すごく寛容に受け入れてもらった」という声はよく聞きます。

そして、この「仕事」面でも、非常に恵まれている環境にあると思います。
有効求人倍率は、あくまでその一面でしか無いとはいえ、一つの証明ともいえるでしょう。

でも、有効求人倍率は、あくまで「ハローワークの求人」だからなあ…
なんて思った方もいらっしゃるでしょう。

そんな方は、例えばこんなサイトを覗いてみてはどうでしょう。
地方の経営幹部募集に特化した、「Glocal Mission Jobs」というサイトです。

[管理職・経営幹部のための地方求人メディア【Glocal Mission Jobs】]

このサイトで、「広島」勤務を検索すると、年収700万円以上の仕事が10件以上見つかります。(2019/8/8現在)

生活コストを考えると、もしかしたら東京の1,000万クラスにも匹敵するのではないでしょうか?
GMJは日本人材機構という信頼のある組織が運営しているサイトですが、他にも探せばまだまだたくさんありそうです。

地方の正しい「イメージ」とは?

私が何がいいたいかというと、この「広島」だけではなくて、一般的な「地方」のイメージとはかけ離れた、
本当に住みやすくて、仕事もあって、環境もいいという地域は、日本のあちこちにあるんだということです。
実際に、気づき始めている人も、増えています。
でも、まだ思い込んでいる人も多い…。
このネイティブ・メディアでも、そういう固定観念を払拭するに余りある活躍をしている方たちが、たくさんいます。

まずは、それを皆さんに広く知ってもらいたい。

有効求人倍率のニュースを見て、改めてそう思いました。

文:ネイティブ倉重

P.S. 実は弊社も「広島」で求人中です!

…そういう我が社も、実は「広島」勤務の人材を募集中です。地域の観光メディアや、観光事業者コミュニティサイトの企画・運営・ディレクションを担える、Webディレクターを探しています。
もしご興味がございましたら、是非、こちらの記事【自社求人】広島で、瀬戸内の地域事業に携わる新しい仲間を募集します!を御覧ください。宜しくお願い申し上げます。

おすすめのコラム記事はこちら