[本セミナーはアーカイブ動画視聴も可能です。詳しくは下記をご参照ください。]
豊かな農産物、有名な名産品、美しい自然、そこで生きる生き物の姿。各地にはその土地だからこその魅力が数多く存在しています。しかし、その名産品のことは好きでも“まち”自体には関心がないと言われることが珍しくありません。
実はこれは、多くの地方自治体や地域ビジネスが直面している「リアルな悩み」そのものです。
今回紹介するまちもそのひとつでした。野菜の生産額で10年連続日本一を誇る、人口約4万人の農業のまち・茨城県鉾田市。圧倒的な人気を誇る「メロン」というスター資源がありながら、「商品は選ばれるが、地域は選ばれない」という課題を抱えていました。
直売所などに足を運ぶ方々の心理としては、「メロンは買いに行く価値がある」「良いものがある」 一方で、「このまち、わざわざ友人を連れていきたいか」「まち全体として過ごしたい場所か」 という問いになると、そこまで届いていない。とても魅力的な個別資源がありながらも、それらが“まち全体の体験価値”として接続されていなかったのです。
そんな「点」の消費から抜け出し、地域全体を「面」として捉えてもらうには、何が必要なのでしょうか。
本セミナーでは、この茨城県鉾田市で「地域活性化起業人」として活動した坂田と共に、強い地域資源を「単発の消費」で終わらせず、「継続的な関係(関係人口)」へとつなげるための戦略を紐解きます。地域の皆様にとって、自社のブランド設計やコミュニティづくり、そして「選ばれ続ける存在」になるためのヒントが詰まった1時間です。
セミナーでお話しするポイント
■強い地域資源があるのに、なぜ“地域のファン”にならないのか
メロンや直売所など、強い個別資源を持ちながらも、“まち全体の体験価値”にはつながりきっていない――。観光動向分析や現場での実践を通じて見えてきた、「点」の消費で終わらせない地域設計の考え方。
■NPS(推奨度)から見えた、「モノ」と「地域」の距離
「商品は良い。でも、地域として勧めたいわけではない」。観光アンケートから見えてきたのは、満足度と“地域への推奨”のギャップだった。なぜ人は“商品”のファンにはなっても、“地域”のファンにはならないのか。
■収穫体験の現場から見えた、“また来たくなる”関係性
参加者の記憶に残っていたのは、「作物」や「農業技術」だけではなかった。農家との会話、その土地の日常、自分が少し地域に関われた感覚――。単なる体験イベントとは異なる、関係人口創出のリアルを現場事例から紐解く。
■事業者が疲弊しない「受け入れのグラデーション」
すべての事業者が、同じ熱量で受け入れる必要はない。実際の取り組みから見えてきたのは、地域全体で役割を分担しながら、持続可能な関係性を育てていくことの重要性だった。地域に合った“関わり方の設計”とは。
開催概要
■日時:
2026年5月27日(水)14:00~15:00
■実施方法:
オンラインにて実施(Zoomを使用)
※Zoom Webinarにて実施しますので、原則としてお名前や顔、音声は参加者同士には公開されません。お気軽にご参加ください。
※お申込みいただいた皆様に、後日アーカイブ動画を配信いたします。
■タイムテーブル(予定):
14:00 オープニング
14:05 登壇者紹介
14:10 トークセッション
14:45 質疑応答
14:55 お知らせ・クロージング
※内容は当日一部変更される可能性があります。予めご了承ください。
■登壇者

坂田 大知(さかた だいち)
株式会社フューチャーリンクネットワーク 地域マーケティング部 公共G マネージャー
千葉県佐倉市出身。慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科修了後、富山県南砺市役所に入庁し、観光政策に従事。2021年に株式会社フューチャーリンクネットワークへ入社し、自治体向けのシティプロモーション、子育て情報発信、公共交通情報整備など、地域課題に応じた情報発信・関係人口施策を担当する。2024年度より茨城県鉾田市の地域活性化起業人として商工観光課に従事し、観光動向分析や農業体験プログラムの企画・運営、関係人口創出事業などを推進。現在は、データ分析と現場実践の両面から、「地域との継続的な関係性」を生み出す地域デザインに取り組んでいる。

佐宗 勇志(さそう ゆうし)
株式会社フューチャーリンクネットワーク 執行役員/関係人口創出部 部長
愛知県新城市出身。2013年に株式会社フューチャーリンクネットワークに入社。公共ソリューション部から、地域情報プラットフォーム「まいぷれ」直営エリアの責任者を歴任し、ローカルマーケティング×SaaSビジネスの成長に寄与する。2022年より新規事業開発を管掌して4つの事業立ち上げを経験した後、2025年9月にこれらを束ねる関係人口創出部を設立し、責任者に就任。現在は、政策・現場・メディアの視点から”関係人口創出”の未来像を描き、地域課題解決の最前線で活動している。





