新宿からたったの1時間。すぐそこにある、ちょうどいい大自然

「平日は都会で忙しく働き、週末だけ自然に癒やされる……」そんな生活も素敵ですが、いっそのこと、豊かな自然のど真ん中に暮らしの拠点を移してみるのはいかがでしょうか。

山梨県大月市は、美しい山々に囲まれた大自然がありながら、実は新宿駅から特急で約1時間という抜群のアクセスを誇る街。都会の便利さを手放さずに、のびのびとしたローカルライフを送るには「ちょうどいい」場所なんです。

今回は、東京・世田谷区から大月市へと移住し、現在1ヶ月目の平山タマキさん(29歳)にお話を伺いました。「のびのびファーム」で活き活きと働く平山さんが見つけた、大月市ならではの魅力とリアルな暮らしの心地よさをお届けします。

都会のペーパーハンターから、大月市の地域おこし協力隊へ

――大月市に移住される前は、東京の世田谷にお住まいだったとか。
 前職はどのようなお仕事を?

平山さん(以下、敬称略): 前職は、高層ビルの窓ガラス清掃の仕事をしていました。学生時代から地方の暮らしや地域振興にはずっと興味があって、以前から隣の小菅村(こすげむら)に月5〜6回ほど車で通っていたんです。そこで、当時地域おこし協力隊だった小林さんと出会い、顔見知りになりました。

――そこから大月市へ移住することになったきっかけは何だったのでしょうか?

平山:実は3年ほど前に狩猟免許を取り、都内に住みながら仕事とハンターの両立を試みました。でも罠の見回りが毎日できなかったり、銃の所持許可の手続きが非常に厳しかったりと、完全にペーパーハンター状態だったんです。そんなとき、小林さんから「大月でジビエの分野を展開するかもしれないから、地域おこし協力隊としてこちらへ来ないか」と声をかけていただきました。
移住前は「排他的なコミュニティだったらどうしよう」という不安も少しありましたが、小林さんからも背中を押され、思い切って飛び込んできました。実際に来てみたら、生活への不満は全くないですね。

▲ 馬へのエサやりも平山さんの大切な仕事のひとつ。一頭一頭の様子を優しく見守ります。

 

「のびのびファーム」で挑む、大自然の中のリアルな仕事

――現在は「のびのびファーム」でどのようなお仕事をされているのですか?

平山: 基本的には動物のエサやりや、新しく借りた飼育スペースを拡張するための金網張り、杭打ちなどをしています。今は、動物たちが木の皮を食べて立ち枯れさせたり、そこから倒木して脱走に繋がったりするのを防ぐために、1人で黙々と伐採作業をしています。

――1人で伐採作業まで! かなり体力のいるお仕事ですね。

平山: きついということはないのですが、大月に来てから、自分が結構「ワーカホリック(仕事人間)」だったんだなと気づきました。今はまだ手が空き気味な時間もあるので、ちょっと物足りないくらいです(笑)。もっと仕事を詰め込んでほしいなと思うほど。

ファームには食肉センターで10何年も働いていた大ベテランの武川さんもいるので、お肉の加工についてもこれからもっとたくさんの技術を教わりたいなと、意気込んでいます!

▲ 羊たちへのエサやり。一ヶ月が経ち、動物たちとの距離も少しずつ縮まっています。

 

家賃5万円で4LDK!? 都内とは圧倒的に違う「生活の気楽さ」

――仕事だけでなく、生活面での変化も大きかったと思います。大月での暮らし心地はいかがですか?

平山: 生活に関しては、正直言って全く不満がありません。買い物も不便はないですし、何より都内に比べて「日々の生活にかかるコスト」が圧倒的に安いのでありがたいです。

――特にどんなところでコストの違いを感じますか?

平山: 駐車場代など車の保管費用がかからない家を借りることができ、家賃が何より驚きです。家賃5万円なのですが、3畳、6畳、8畳、さらに増築された2階に10畳の部屋があって、風呂トイレ別。実質4LDKみたいな広さで、正直かなり持て余しています(笑)。

世田谷にいた頃は、家賃10万円を払って1LDKでしたから。固定費が浮くだけで、精神的な気楽さが全然違いますね。

▲ のびのびファームの豊かな自然を背に、大月でのリアルな暮らしを語る平山さん。

 

新宿まで1時間。トビラを開ければ、すぐそこに都会もある安心感

――大月市の地域おこし協力隊として、これからの展望を教えてください。

平山: まずはファームの飼育頭数をしっかり増やすこと。そして、営業や肉の加工といった新しい知識もどんどん吸収していきたいです。

大月は電車が通っているので、この先もし都内に用事があっても新宿まで中央線1本。約1時間ですぐに出られます。「完全な孤島」ではなく、都会ともいつでも繋がれる安心感があるのが、大月市の本当に良いところだと思います。

あなたも、特急に乗って「ちょうどいい大自然」を体感してみませんか?

都会での忙しい日々に少しだけ息苦しさを感じたら、まずは週末、特急に乗って大月市へ足を運んでみませんか?

平山さんのように、広い家でのびのびと暮らしながら、大自然のなかで自分のやりたいことに熱中するーーそんな選択肢が、東京からわずか1時間の場所に待っています。

日常のすぐ隣にある大月市で、私たちはいつでもあなたをお待ちしています。まずは一度、この心地よい風を感じに遊びに来てくださいね!