みなさんこんにちは!

そしてお久しぶりです!
香川県出身・鳴門市在住20年目の移住者主婦です♪

 

みなさんは『さつまいも』と聞くと、どの季節を思い浮かべますか?

 

徳島県を代表するブランドさつまいも『なると金時』の収穫は、7月ごろから始まります。

実は、この時期の採れたての『なると金時』は、熟成されたものとは違ったおいしさなんです!

 

今回は、「夏の堀りたて『なると金時』」のおいしさを、農家さんから聞いた調理法でお伝えしたいと思います!

 

『なると金時』の葉。夏の日差しを浴びて青々と茂っています

 

 

◇徳島のブランドさつまいも『なると金時』

 

『なると金時』は、徳島県を代表するブランドさつまいものひとつで、鳴門の温暖な気候と海のミネラルを含んだ砂地を利用して栽培されています。

その収穫は7月から10月に行われ、収穫後貯蔵することにより熟成されて甘みが増すことから、11月から2月頃が旬だと言われています。

鳴門市農林水産課発行冊子「だから鳴門ブランド」より一部抜粋)

 

煮ても蒸しても焼いてもおいしいさつまいもですが、実はあまり好きではありませんでした。

そんなわたしも、鳴門市に移住後おいしい『なると金時』をいただく機会に恵まれて、食べられるようになりました。

 

そしてこの夏!

知り合いの農家さんから、掘りたての『なると金時』をいただいたのです!

◇何が違うの?掘りたての『なると金時』

 

掘りたての『なると金時』は、さつまいもに含まれるデンプンが糖質に変わっていないため、熟成させたものに比べて糖度が低いとのこと。

旬の時期に『なると金時』が甘いのは、収穫後貯蔵して熟成させることで、このデンプンが糖に変化するためだそうです。

 

7月中旬、掘りたての『なると金時』。農家さんによると「皮は赤ちゃんの肌のように繊細で、丁寧に扱わないとすぐに剥けてしまう」とのこと!

 

鳴門市に移住して20年。

掘りたての『なると金時』をいただいたのは初めてです!

掘りたてで水分量が多いせいなのか、いただいた『なると金時』の表面には、しっとりと水分が染み出ていました。

 

表面が濡れているのは、『なると金時』から染み出した水分です。みずみずしい!

 

そして、農家さんによると、この時期の『なると金時』のおススメの食べ方は「天ぷら」や「大学芋」だそうです!

糖度が低いため、焼き芋にするよりは揚げ物のにした方がおいしく食べられるとのことでした。

 

冒頭でもお伝えしたとおり、香川にいた頃のわたしは、あまりさつまいもが好きではありませんでした。

「芋」なのにほっこり甘いところと、ねっとりとした舌ざわりが苦手でした。

それは、焼き芋に限らず、天ぷらやその他のさつまいも料理も同じ。

 

そのため、掘りたて『なると金時』の料理の味に期待が膨らみます!

 

さっそく料理していきましょう!

 

◇農家さんおススメ①!掘りたて『なると金時』の天ぷら

 

 

掘りたて『なると金時』はもちろん「砂付き」!

『なると金時』の一大産地である鳴門市里浦町の畑はサラサラの砂地のため、いただいた『なると金時』にはたくさんの砂が付いていました。

それを洗い流すと、『なると金時』の特徴である鮮やかな紅色が出現。

外皮は、洗う時に少し破れてしまったくらい繊細です。

 

 

1センチほどの厚さにカットして水にさらします。

外皮の鮮やかさと中の薄黄色のコントラストはいつ見てもきれいで大好き!

 

 

たっぷりのてんぷら粉にからめて・・・

 

 

180度に熱した油に投入!

 

 

良い色に揚がりました★

 

◇農家さんおススメ②!掘りたて『なると金時』の大学芋

 

続いて、大学芋を作っていきます。

 

 

乱切りにして水にさらした『なると金時』を素揚げにします。

しっかり揚がった感じが好きなので、揚げ時間は少し長めにしました。

 

 

レシピサイトを見ながらお醤油やお砂糖を混ぜて作った、甘辛調味液をからめていきます。

 

 

調味液がなくなるまでしっかりからめたら完成♪

 

 

◇料理のお味は?

 

まずは天ぷらをひと口食べて驚きました!

「サクッ」と音を立てた揚げたての衣の向こうにある、みずみずしくソフトな食感。

水分が多いためか、あまり口の中に残ることなくスッと飲み込めました。

甘みも少ないので、サクサクとスナック感覚でいくらでも食べられそうです。

 

「これはわたし好みだ!!」

 

まるで雷に打たれたような衝撃を感じながら、大学芋を口に運びました。

 

乱切りの大学芋は天ぷらに比べて分厚いため、普通のさつまいもであればモソモソと口の中に残ります。

ただ、掘りたて『なると金時』の大学芋は違いました!

 

調味液がからんでしっとりとした表面の奥にある、サラリとした食感。

こちらも口の中に残ることなく、簡単にお腹の中へ。

醤油が多めの調味液にしたため、完全に「おかず」として食べられる大学芋ができあがりました。

(わたしの中で大学芋は「スィーツ」の分類です。)

 

 

◇移住とは、新しい出会いの連続かもしれない

 

今回は、わたし好みのさつまいもに出会えました。

それは、「夏の掘りたて『なると金時』」!

 

さつまいもの好みについては、人それぞれだと思います。

もちろん、熟成したさつまいもの「甘くてねっとりした舌ざわり」が好きな人もいるでしょう。

 

わたしもさつまいもとはそういう食べ物だと思っていました。

 

しかし鳴門市に移住したことで、特産品の『なると金時』農家さんとの出会いがあり、その方を通して掘りたての『なると金時』との出会いがあり、さつまいも料理に対する新たな発見と感動がありました。

 

移住して20年。

すっかり鳴門の生活に溶け込んだと思っていましたが、わたしの知らない鳴門の魅力との出会いが、まだまだたくさんありそうです。

 

鳴門のセミ

 

 

 

 

2026.7.28 執筆