熊本県和水町で移住者を支える地域おこし協力隊員を募集!

熊本県北部にある和水町は、山々の美しい景観と清流が流れる自然豊かな町。出土品が一括国宝に指定された「江田船山古墳」や、肥後の国衆・和仁氏の重要拠点「田中城跡」など、歴史的な価値を感じられる場所です。

和水町の歴史ロマンを象徴する古墳型の道の駅きくすい「菊水ロマン館」では、地元育ちの新鮮野菜やレストランが人気。併設されたキャンプ場「NAGOMICAMP」では、カヌーやSUP体験を通して美しい自然環境を満喫でき、都市部からの移住先としても注目されています。

そんな和水町の一員として、豊かな暮らしを共に育み、未来に向けて地域と一緒に成長していきましょう! たくさんの応募をお待ちしています!

空き家紹介だけでなく、その後の暮らしも支えてあげてほしい!

和水町の地域おこし協力隊として移住してきたというリアルな経験を、和水町に移住しようと考えている人々に向けて伴走型の支援を行っていただくのが今回のお仕事です!

これまで和水町では、空き家バンクなどを通した物件紹介はできていても、物件の情報収集、住宅以外のフォロー、移住後のサポートなどを一人ひとり細やかに行える状況ではありませんでした。

今後、移住される方の安心感をより高めるために、空き家・移住相談役として働いてくださる地域おこし協力隊の募集に踏み切りました。

住まいの支援をはじめ、地域の観光案内、キーパーソンの紹介、移住後の暮らしのフォローなど、移住に関するあらゆることをサポートする役割を担っていただきたいと考えています。まずは和水町のことを知り、地域に深く関わりながら町の空き家や移住情報を収集し、「この人にはこの物件がぴったり!」「こういう環境がベスト!」といったオーダーメイド型のアドバイスができるようになっていただけるのが理想的です。

未経験でも、移住者目線に立った気配りができれば大丈夫! まちと一緒に少しずつ成長していきましょう。

[なごみ暮らしが体験できるお試し暮らし住宅]

\一緒に働くメンバーのご紹介/
○水元 明美(和水町移住定住支援センター移住相談員)
出身:熊本県玉名市
経歴:百貨店(紳士服、アクセサリー売り場)、建設業事務を経て現在。和水町移住定住支援センターで勤務して2年目になります。
☆応募者へのメッセージ☆
和水町の自然豊かな所が大好きです。移住センターから歩いて2.3分の所にキャンプ場や肥後民家村があり、気候のいい日にゆっくりと散策すると心もカラダもリフレッシュします。町の人もとってもあたたかいですよ。一緒に活動する仲間になりませんか。

○大木 将裕(地域おこし協力隊)
出身:福岡県福岡市
経歴:中学校で理科の先生をしていました。
☆応募者へのメッセージ☆
移住を希望している人,空き家を所有している人の困り感に寄り添っていただける方、是非ご応募ください。

○森田 真理絵(地域おこし協力隊)
出身:福岡県大刀洗町
経歴:ソフトボールで関西の企業に就職(3年)、病院・介護施設勤務(10年)、現在、協力隊2年目 移住定住業務担当
☆応募者へのメッセージ☆
和水町は自然豊かで、気候も良く、とにかく人が良いです。仕事で地域をまわる際も、町の人の優しさに癒やされ、助けられています。移住定住という業務をこなす中で、町おこしについて考え様々な方面から活動できる仕事だと思います。一緒に楽しみながら活動していきましょう。

○案納 菜津美(地域おこし協力隊)
出身:福岡県久留米市
経歴:10年美容師をした後、色々な場所を旅していました。旅先で参加した熊本の災害ボランティアがきっかけで地域おこしに興味を持ち、いつか地域おこし協力隊をやってみたいと思っていたとき、和水町と出会いました。
☆応募者へのメッセージ☆
和水町はまだまだ知名度は低いですが、魅力的な人やスポットがあり、田舎ですが程よい利便性もある、実はポテンシャルを秘めた町です。
まずは一度、遊びに来てみてください。

[移住定住業務の地域おこし協力隊員]

古民家好き・お世話好き・人好きなアナタを待ってます!

【こんな人をお待ちしています!】

・コミュニケーション能力が高く、地域住民や移住希望者と親身になって話せる人
・空き家紹介にとどまらず、暮らし全体をサポートするモチベーションがある人
・行政ではカバーしきれない細やかなフォローができる、お世話好きな人

【こんなことに一緒に取り組んでいきましょう】

①空き家の流通促進と移住希望者サポート
移住希望者や空き家所有者の相談窓口として、物件の紹介や案内をお願いします。また、空き家所有者が希望する結果に向けたサポートを行い、空き家の現地調査や問題点の整理も担当していただきたいと思っています。さらに、空き家の流通促進や移住を後押しするための企画立案、セミナーや相談会などの啓発活動にも携わる機会があります。

②移住促進に関する情報発信
ホームページやSNSを活用して、和水町の魅力や移住に関する情報を発信し、移住相談会でのPR活動にも参加していただきます。

[都市部での移住相談会]

[空き家の個別相談会]

熊本県・和水町ってどんなまち?

熊本県北西部にある和水町(なごみまち)は、人口約9,000人の自然豊かな町です。福岡県との県境に接し、南北に細長い地形が特徴的です。
町内を流れる菊池川が文化庁の日本遺産制度に認定されるなど豊かな水資源に恵まれ米や野菜、果実などの農産物の生産が盛んです。
歴史的にも魅力あふれる町で、国指定史跡の田中城跡が有名です。ここでは毎年2月に「戦国肥後国衆まつり」が開催され、当時の戦いを再現する迫力ある祭りが楽しめます。
また電器や精密機械などの企業誘致にも成功し、農工併進による発展を遂げています。江田船山古墳や豊前街道など、歴史的資源も豊富で、これらは観光資源としても注目されています。
交通の便が良く、九州縦貫自動車道・菊水ICを有し、福岡都市圏まで60分でアクセスできる立地の良さも魅力です。

[役場周辺]

[各集落で開催される神楽]

和水町のIJU(移住)コーディネーターとしてなってくれる協力隊員を募集

空き家・移住相談コーディネーターとして、移住者目線での暮らし全般のサポートを行っていただきます。
未経験でも大丈夫! 地域イベントにも積極的に参加しながら、和水町の顔見知りをどんどん増やしていってくださいね!

【1 協力隊の活動形態・期間】

・和水町地域おこし協力隊として町が委嘱して活動していただきます。雇用関係はありません。
・委嘱期間は最長3年間です。
・副業OKです。(地域協力活動に支障のない範囲に限ります)
・活動開始時期は「令和7年4月1日以降」。4月以降であれば、ある程度の調整は可能です。
・活動拠点は、和水町移住定住支援センターでお仕事をしていただく予定です。専属スタッフが一緒なので心配はいりません。
・勤務日数は、原則、月20日以上(月140時間程度、1日当たり7時間)です。休暇日は、柔軟に対応できます。

【2 居住の応募条件】

応募時において、生活の拠点を三大都市圏をはじめとする都市地域等に現に住所を有する方。詳細は、総務省「地域おこし協力隊」のホームページに掲載されている「特別交付税措置に係る地域要件確認表」をご確認ください。

【3 報償費・活動費】

月々のお給料となる「報償費」と、活動に費用な経費の実費として「活動補助金」を支給します。
・報償費   230,000円/月
・活動補助金 200万円
※活動補助金のうち町が負担するものがあるときは、この額から町の負担額を除いた額を補助金として支給します。

【4 応募期間】

令和6年11月1日(金)から令和7年1月31日(金)まで

和水町での生活とサポート
地域おこし協力隊として移住してくださる方の住居支援として、地域の空き家などを活用した物件紹介を行っています。移住後の住居に不安がある方はぜひご相談ください。
着任後は、他の地域おこし協力隊と顔をあわせて話ができる定例会や面談などのフォローアップ体制を整えています。長期的に和水町での暮らしを楽しんでいただけるようサポートしますので、お気軽にお声がけください!

詳しい活動内容と活動イメージ

空き家・移住相談コーディネーターとして、移住者目線での暮らし全般のサポートを強化していただきたいと思っています。
和水町への移住を考えている方に対して、物件紹介だけでなく、地域の暮らしや生活環境、観光資源についても案内していただきつつ、移住後も伴走型で支援を行なっていただくのが理想です。
地域イベントにも積極的に参加しながら、和水町の顔見知りをどんどん増やしていってくださいね!

1年目(上期):現状把握と移住者サポートの準備期間

まずは移住定住支援センターで、町の空き家バンクの運営状況や移住に関するニーズ、これまでの取り組みを把握します。物件調査や所有者対応など、現状の課題を見極めながら、移住者に寄り添った対応の準備を行います。
地域住民や役場職員と積極的にコミュニケーションを取り、地域の生活環境や文化を理解することも重要です。この段階では、空き家バンクの物件整理や宅建協会との調整も進めていきます。

1年目(下期)〜2年目:移住者サポートの実践と地域への定着支援

移住者向けのサポート業務を徐々に本格化させていきます。
空き家バンクの中からぴったりな物件を移住希望者に案内しながら、物件だけでなく地域全体を紹介する伴走型の支援を行なっていただくイメージです。移住者のニーズを聞き取り、住居以外にも生活に関する不安や疑問にも対応する移住相談コーディネーターを目指していきます。

3年目:移住者の定着と長期的な生活支援、卒業準備

移住者が地域に根付いた生活を送れるよう、長期的な伴走支援を続けます。必要に応じて引き続き相談に応じたり、地域とのつながりを深めるためのイベントや活動を紹介したり、移住者目線でのアドバイスをしていただきたいと思っています。
同時に、卒業後のイメージも少しずつ具体化していきます。起業支援金などの補助もあり、安心して和水町に定住していただけるようサポートいたします。
これまでの協力隊卒業生には、小さなスーパーをカフェに改装したり、簡易宿泊施設を運営したりと多様な事例もあります。地域の人や協力隊卒業生の体験談を聞きながら、自分らしい和水町ライフをスタートしていただけると嬉しいです!

和水町で手に入れる!スキルアップとキャリアの可能性

コミュニケーション力の向上
移住希望者や地域住民との相談業務を通じて、信頼関係を築くためのコミュニケーションスキルが自然と身につきます。相手のニーズを理解し、的確なサポートを提供する力が高まり、あらゆる場面で役立つ対話力を磨けるチャンスです。

問題解決力と企画力の強化
空き家問題の解決や、移住促進に向けた企画立案に取り組む中で、実践的な問題解決力が養われます。現地調査を通して具体的な課題を発見し、課題解決へ向けた具体的な提案を実現する経験が、強力なスキルアップにつながるはずです。

和水町に根ざした未来の可能性
任期中に培ったスキルや経験をもとに、和水町での定住やキャリア形成を目指していただけると嬉しいです。地域と深く関わりながら、移住支援のプロとして地域活性化に貢献する道が開けます。将来はぜひ和水町の一員として、豊かな未来を共に築いていきましょう!