高知県で「TECH::EXPERT」初の地方開講。 集積するIT企業に代わり県が即戦力を育成

高知県はこのほど、土佐まるごとビジネスアカデミー2018「IT・コンテンツアカデミー」を開講した。県内集積を進めてきたIT・コンテンツ関連産業育成の一環として、全9種類の講座を提供する。今年新設された「アプリ開発人材育成講座〈エキスパートコース〉」では、日本最大級のエンジニア育成スクールを運営する株式会社divに運営を委託。人口減少が進む中、特定の産業分野に集中的に資源を投下する戦略について、尾﨑正直知事と株式会社div代表取締役真子就有さんにお話を伺った。 記事のポイント [...]

Uターンが新規事業のきっかけに。再発見した 地域資源を観光用着物レンタル事業で発信。

2018年6月、とある観光用着物レンタル専門店が京都・宇治エリアに進出した。東京に本社を置くアイワフク株式会社の、京都で2店舗めとなる宇治平等院店の店長 淺田瑞子さんは、東京のIT企業でウェブディレクターとして活躍していたUターン組。「とってもいいところなのに、まださほど注目が集まっていない京都南部の魅力を、着物をとおして発信できたら」と話す淺田さんに、Uターンで見えてきた地域の可能性についてうかがった。 [...]

かき氷を”面”で見せ滞在型観光へのシフトを狙う。行列のできる店の地方創生

文豪、志賀直哉は随筆「奈良」に「奈良はうまい物のない所だ」と書いた。「志賀直哉のその言葉に、奈良の飲食関係者はコンプレックスを持ってきた」と話すのは、奈良のかき氷ブームの火付け役、合同会社ほうせき箱の代表・ヒライソウスケ氏だ。「そのイメージを払拭したかった」と、2015年にかき氷専門店「ほうせき箱」をオープン。今では全国各地からおいしいかき氷を求めたかき氷ファンが奈良を訪れるようになった。ほうせき箱を立ち上げた当時は、前職である柿の葉ずし製造メーカーの代表取締役を務めていたヒライ氏。柿の葉寿司店の代表が、なぜかき氷専門店を始め、奈良に定着させたのか?いきさつから将来のビジョンに至るまでを伺った。 記事のポイント [...]

広報誌革命に続いてオトナ女子会を事業化。 前例に捉われない実践で市民の地元愛を育む

大垣弥生さん 大学卒業後、地元百貨店のプロモーション担当として10年間勤務した後、2008年、生駒市初の社会人採用枠で入庁。広報広聴課で広報誌の改革やシティプロモーションの立ち上げ、採用広報を手がける。2016年4月、新設されたいこまの魅力創造課に異動。2017年 [...]

定住意向率85.7% 市民に愛されるベッドタウンから始まる「自治体3.0」

生駒市は、地方創生総合戦略において、『女性が活躍しながら、安心して2人目、3人目の子どもを産み、育てられる先進的住宅都市・生駒』を掲げています。移住者を他地域と奪い合うのではなく、地域住民の生活満足度や地元愛着度を向上させることで出生率を高め、人口の自然増を志向する。ビジョンを実現に導く「自治体3.0」の考え方や、職員、そして市長自身の意識改革について、小紫市長にお話を伺いました。 奈良県生駒市 小紫雅史 [...]

監査法人を辞めて浜松にIターン ビジネスエリートが県民球団設立に奔走する理由

使命感をエンジンに、構想の立案から実装まで、持てる力を総動員してゼロをイチにする。縁もゆかりもなかった静岡県浜松市でプロ野球の球団をつくろうと奔走する秋間建人さんに、自ら課題を設定し、その課題に挑む創造的な働き方のリアルを聞いた。 秋間 [...]

「世界の人々の心を豊かにする日本でありたい」 日本酒と伝統工芸で時空間をデザインするGROUND STARのものづくり

日本酒、行灯、風呂敷、和蝋燭、刀箱(日本酒をおさめるオリジナルの箱)の5つをパッケージしたギフトセットの企画から販売までを手がける株式会社GROUNDSTARは、橋本康正さんと齊藤総一郎さんが立ち上げた事業会社だ。橋本さんは、東京で展示会ブース・店舗・温泉施設などのプロデュースやブランディング、国内外の音楽フェスを手がける会社を経営し、斎藤さんは宮崎県で生活インフラの総合管理会社の副社長を務める。互いに二足のわらじを履きながらの起業には、どんな思いがあったのか。海外市場に果敢に挑む事業展開の意図について、橋本さんにお話を伺った。 記事のポイント [...]

経営手法を活かした政策で日本一に! 糸島に人生を救われた市役所職員が歩んだ、スーパー公務員誕生の道のり

内閣府主催の「地方創生☆政策アイデアコンテスト2016」で最優秀賞を受賞し日本一となった市役所職員がいることを、皆さんはご存知だろうか。全国から出場した486組のトップに輝いたのは、地方公務員でありながら経営修士(MBA) の学位を持つ、糸島市役所企画部秘書広報課ブランド推進係の岡祐輔さん。「公共経営に民間手法を取り入れていきたい」と語る岡さんが取り組むのは、地域連携のマーケティングモデルで糸島の小規模事業者を活性化させるプロジェクトだ。 [...]

「ふともずく」の売り上げ6倍増を達成!MBA公務員が主導した市役所発の官民連携マーケティング

自然豊かで食材豊富、都市圏へのアクセスも良好。多くの移住者が移り住み、週末は観光客で賑わう福岡県糸島市。メディアで取り上げられる頻度も増え、今や全国的に注目されている。 一見順調に見えるエリアだが、 [...]

水泳のコーチから「アジアにつながる」沖縄の地域事業家へ。規格外、なのにロジカルな“暴れん坊”

沖縄の鮮魚をアジアへ輸出する地域商社「萌す」を2015年に設立し、現在は沖縄の海人(うみんちゅ。漁師の意)とアジアの飲食店オーナーを結びつけるべく日々奔走する後藤大輔さん。元は水泳のコーチとして約8年の指導歴があり、五輪を目指す強化選手の育成にも寄与したという経歴の持ち主だ。しかしその後、とあるきっかけでコーチ業に区切りをつけ、全く縁のなかった沖縄へ。畑違いの観光プロデューサー・コーディネーターから、さらに畑違いの鮮魚輸出ビジネスへと軸足を切り替え、アジアを出口とする沖縄発の地域ビジネスの旗手として、めきめきと頭角を現しつつある。そんな後藤さんがこれまで歩んできた “規格外”な道のりを、ウェブ公開可能な範囲内で(!)ご紹介しよう。 [...]

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