「地方在住だと、どうしてもスキルアップが難しい」「穏やかな暮らしのために仕事は諦めないといけないの?」……移住を検討していると出合う、「地方スキルアップの壁」。

都市伝説のように呟かれ続けたこの現象。果たして実際にそうなのでしょうか。

SENDAI INC.誕生から約3年間、仙台へ移住を果たした多くの方へ取材を続けてきました。だからこそ私たちは知っています。さまざまな方向から変革が進んでいる現在、もはや「地方スキルアップの壁」は崩れてきている、と。

今回ご紹介するのは、東北から世界へ、確かな技術力を持って羽ばたこうとする仙台の企業「株式会社ZIG」。

Vtuberのファンコミュニティサービス「MeChu(みーちゅー)」を運営し、Vtuber専用プラットフォームでは初となるサブスクリプション型の支援システムを採用。新たな試みに挑戦し、飛躍的な成長を続けています。

※MeChu (mechu.jp)は2021年2月25日、Mechu(mechu.chat)に生まれ変わりました。現在のサービスは2021年5月24日をもって終了予定です。

本格ローンチ前にリリースしたベータ版では、ひとつの指標としていたユーザー一人当たり6500円の売り上げを達成するなど、大躍進を続けるこのサービス。

実はこの「MeChu」、2019年に仙台で開催された『TOHOKU GROWTH Accelerator(東北グロースアクセラレーター)』でブラッシュアップを重ね、それをきっかけに大きな飛躍を遂げたサービスなのです——。

株式会社ZIGの小泉拓学(こいずみ・たくみち)代表取締役社長に、『TOHOKU GROWTH Accelerator』に参加した目的や、そこでの学びをどうビジネスに活かしたのか、お聞きしました。