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※「視察ツアー」の詳細は下部の問い合わせリンクURLにてご案内しています。

 

今回は、インパルスシーラーの設計開発を行う「富士インパルス株式会社」をご紹介します。

吉野川スマートICから車で5分。
のどかな田園風景の中にあるのが、富士インパルス株式会社の三好工場です。
富士インパルスは1956年に大阪府豊中市で設立され、インパルスシーラーの日本トップシェアを誇ります。

三好工場は1991年に開設されました。ここで作られた製品は、国内だけでなくアメリカやオランダ、インドネシアなど世界各国に輸出されています。

 

インパルスシーラーって?宇宙航空研究開発機構(JAXA)も認めた技術力!

インパルスシーラーについて、工場長の細田和代さんに教えていただきました。

細田工場長(左)と生産管理課のみなさん。細田工場長(左)は、三好工場開設時の現地採用一期生で、入社10年目から工場長を務めています。中央にあるのが中型のインパルスシーラーです。

 

「インパルスシーラーというのは、簡単にいうとポリエチレンなんかでできたフィルム素材の袋を熱でくっつけて密封する機械のことです。
身近なところでは、お茶やコーヒーの入った袋の口をくっつけたり、お肉屋さんで買ったお肉を密封したりするのに使われています」

 

細田工場長が試しにインパルスシーラーでキャラメルを密封してくれました。こんな風に閉じてあるパッケージ、よく見ます!

 

「もともとは食品関係でよく使われていたんですが、最近は医療分野でのニーズが伸びています。
病院の手術室や歯科医院で滅菌が必要な器材を密封する時に使うんです。
人気医療ドラマの中で、うちのシーラーが使われたこともあるんですよ」

さらに、2010年に小惑星探査機「はやぶさ」が地球に帰還した際、イトカワから持ち帰ったカプセルを密封したのが富士インパルスの製品であり、この三好工場で製造されたものでした。

「うちの製品が使われていたのは、後からJAXAからお礼のメールが届いて知りました。
カプセルの落下場所はオーストラリアの砂漠ですから、コンセントがないんですよね。
だから、バッテリー式で動いて、持ち運びが便利なうちのコンパクトシーラーが条件に合ったようです。
特殊素材でできた包装材をしっかり溶着密封できたという点でも選ばれたと聞いています」

JAXAに認められた自慢の技術力ですね!

 

富士インパルスの社員の方に 仕事についてインタビューしました

現在、三好工場では20シリーズ約400種の製品を作っています。
それぞれの工程を担当している社員の皆さんにお話をうかがいました。

●製造課
工場での製造というと“ベルトコンベアーに載って流れてくる部品を組み立てる”というイメージですが、三好工場では作業台の上でひとつひとつ組み立てます。
サイズが小さいものは2時間、大きなものは1日半ほどで完成します。

西川知也さん(25才)は地元の工業高校を卒業して入社7年目。「器用なほうではないんですが、やったことがない初めての作業でも先輩が教えてくれるので大丈夫です。優しい人が多いですね」。製品が組み上がったときの達成感がたまりません!

中途採用の社員も活躍中!

前職はパン職人というユニークな経歴をもつ長田誠さん(45才)。入社15年ということで、大きなシーラーの組み立てもお手の物!「大量生産ではなくオーダーメイドで少ない台数を作るので、効率よく組み立てられるような手順を考えるのが面白いです」。見学にくる地元の小学生に工場案内をするのが楽しみです。

 

●生産管理課
生産スケジュールの策定管理、製造に必要な部品の発注、出来上がった製品の出荷を行います。

購買担当の藤本拓さん(31才)は、5000点にも及ぶ部品の発注や在庫管理をしています。製造課の組み立てに間に合うよう、部品メーカーと納期のやり取りするのが難しくもあり面白くもあり。こんなにたくさんの在庫管理ができるのだからさぞかし片付け上手なのかと思いきや、プライベートでは苦手なのだそうです。

 

●機械加工課
部品メーカーから納入された部品を自社の製品に合うようにカスタマイズするため、工作機械で穴あけ加工や旋盤加工を行います。

尾方孝丞さん(33才)は機械加工課13年目で、6台ある工作機械を操って図面通りに部品を仕上げます。会社からのバックアップがあるので、勉強のため積極的に講習やセミナーに参加しています。ドライブが趣味で、四駆で紅葉を見に行ったり、雪道を走ったりしてリフレッシュ!

 

●開発課
インパルスシーラーの設計開発を行います。

はやぶさのカプセル回収に使われたシーラーを開発した大西雅弘さん(51才)。手に持っているのがそれと同型の製品で、開発課に配属されて2年目に着手したものです。「どういう構造で溶着させるのか」「どんな材質や強度の部品を使うのか」など、お客様の立場で設計することを心がけています。身近な機械製品を分解してアイデアをもらうこともあります。

 

三好工場は設計から製造までの工程が同じ場所にあるので、部署の垣根を越えて意見交換ができる風通しの良い職場環境です。
インタビューした皆さんが共通しておっしゃっていたのが、自分が所属している課以外への感謝でした。他部署をリスペクトする気持ちがあるからこそ、自分に任せられた仕事に責任を持ち、結果的に高品質な製品が作られるのだと感じました。

 

20~30代が活躍する職場!視察ツアーで職場の雰囲気を感じてみて

人を大切にする富士インパルスが大好きだという細田工場長。
例えば在宅勤務制度は、コロナ禍よりずっと前に導入されていました。
三好工場に勤める社員の家庭の事情がきっかけだったとか。

コロナ禍の前は、12月には会社でうどんを茹でてパーティーしたり、希望者で社員旅行に行ったり、ドローン部をつくって練習会をしたり。
なんだか楽しそうですね。

ぜひ視察ツアーに参加して、大手企業と同水準の福利厚生と働きやすさが魅力の富士インパルスを見てみてくださいね。
35人いる社員のうち20~30代が8人いる、若手も活躍できる職場ですよ!

 

 

★「視察ツアー詳細・申込」は、下記ボタンからご案内いたします。

※エアトラベル徳島「徳島県東みよし町視察ツアー」申込ページに遷移します。


◆募集職種
①シール機の組立・検査
②金属加工
③設計開発
④社内のネットワーク管理、在庫管理システム運用

◆募集条件
①未経験者可能
②~④は業務経験者のみ

◆勤務地
徳島県三好郡東みよし町足代1835

◆勤務形態
正社員(年齢などを考慮してパートやアルバイト、テレワークも応相談)

◆勤務時間等
8時30分~17時30分(休憩60分)
完全週休2日(年間休日125日)
出産育児制度あり(産休、育休、看護休暇、時短制度)
各種手当あり(通勤、家族、TOEIC800点以上など)


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