社会人になって引越し11回、地方移住3回、次がきっと最後の移住かと(Twitter@c7local)。大阪出身の私にとっては、四国は意外と身近に感じるので、高知移住はありかと思っています。
高知県の基礎知識
高知県について
自然と海の国。日本最後の清流と言われる四万十川、室戸岬・足摺岬・龍河洞・四国カルストなど多くの自然資源に恵まれている。また野菜ハウスの栽培が盛んで、ピーマン・なす・トマトなどの促成栽培が有名。温暖多湿で気候的には暮らしやすいが、台風が来ることも多い。
面積:7,103.86km2(全国18位)
人口:682,170人(2022年1月、全国45位)
隣接都道府県:徳島県、愛媛県
高知県出身の芸能人
円広志、川谷拓三、島崎和歌子、島崎俊郎、間寛平、横山やすし、 広末涼子、西川きよし、北村総一朗 etc.
高知県の住みここちランキング2021
順位 昨年 自治体名 偏差値
1位 1位 吾川郡いの町 58.9
2位 2位 高知市 58.7
3位 3位 香美市 58.4
4位 5位 南国市 55.5
5位 4位 四万十市 54.7
吾川郡いの町 | いのちょう
県中央部に位置し、高知市や愛媛県西条市などと隣接しています。県内の町村の中で最も人口が多い街で、高知市のベッドタウンとして発展しています。土佐和紙発祥の地でもあります。
高知市 | こうちし
県中南部に位置する県庁所在地。市内には四国遍路の札所となる寺があり、土佐藩士の史跡や記念館も数多く残っています。街のシンボル「高知城」は、日本で唯一天守と本丸御殿の現存する城で、重要文化財に指定されています。
香美市 | かみし
県内で唯一海に面していない。漫画家やなせたかし氏のゆかりの地。「香美市立やなせたかし記念館」や日本三大鍾乳洞の一つである「龍河洞」、日本の滝百選に選定されている「轟の滝」など、観光スポットの多い街です。
出典:いい部屋ネット「街の住みここちランキング高知県2021」
住みここち比較(高知市・香美市・南国市)
幼稚園・保育園:高知市/香美市/南国市
公立保育所数:23ヶ所/8ヶ所/6ヶ所
0歳児保育を実施している公立保育所:22ヶ所/6ヶ所/1ヶ所
公立保育所定員数:3040人/740人/-
公立保育所在籍児童数:2015人/598人/-
私立保育所数:61ヶ所/1ヶ所/8ヶ所
0歳児保育を実施している私立保育所:61ヶ所/1ヶ所/8ヶ所
私立保育所定員数:8316人/80人/-
私立保育所在籍児童数:6218人/66人/-
保育所入所待機児童数:11人/0人/0人
0歳児の認可保育所月額保育料:47,000円/45,000円/47,000円
認定こども園数:21園/0園/3園
公共料金・インフラ:高知市/香美市/南国市
ガス料金(22m3使用した場合の月額):四国ガス株式会社7131円/-/-
水道料金(口径20mmで20m3の月額):2787円/2035円/2330円
下水道料金(20m3を使用した場合の月額):2948円/2420円/2275円
下水道普及率:64.9%/49.9%/37.0%
安心・安全:高知市/香美市/南国市
刑法犯認知件数:2670件/76件/211件
刑法犯認知件数:人口1000人当たり/7.92件/2.76件/4.40件
医療:高知市/香美市/南国市
一般病院総数:54ヶ所/3ヶ所/9ヶ所
一般診療所総数:264ヶ所/22ヶ所/33ヶ所
小児科医師数:66人/2人/32人
小児人口10000人当たり:16.92人/7.49人/55.64人
産婦人科医師数:23人/1人/16人
15〜49歳女性人口1万人当たり:3.59人/2.44人/17.98人
介護保険料基準額(月額):5936円/5750円/5300円
人口などの統計情報:高知市/香美市/南国市
世帯数:153594世帯/11979世帯/19481世帯
年少人口率(15歳未満):12.00%/10.30%/12.25%
生産年齢人口率(15〜64歳):58.15%/50.19%/56.27%
高齢人口率(65歳以上):29.86%/39.51%/31.48%
転入者数:8575人/959人/1930人
転入率(人口1000人当たり):26.37人/37.01人/41.12人
転出者数:9416人/863人/2001人
転出率(人口1000人当たり):28.95人/33.31人/42.63人
参考データ:goo住宅・不動産>暮らしデータ
高知県に地方移住した人たちのブログ
東京で生まれ育ったご夫妻が高知県四万十市に移住。ライターでカフェ経営者ななみさんは本と旅が好き、自家焙煎なコーヒーもお楽しみ中。仕事やライター話なども参考になる。世界観に引き込まれ四国に移住したくなるブログ。
⇒nanami in the forest〜森と街のあいだに暮らすブログ〜
神奈川から高知に移住されたaimiさんのブログ。アウトドアが好きで、休日は四国のキャンプ場でソロキャンをしたり静かな山でお酒を飲んで過ごされているとのこと。ロードバイク記事が情報満載、お写真多めで好きです。
⇒高知に移住したのーてんき女のブログ
28歳で生まれ育った東京から高知に移住。筆者の愛する「よくわからない場所」が段々分かってくるブログ。膨大な写真とマニアックな情報が満載、四国を旅した感覚になっちゃうブログです。
⇒四国開拓日誌
高知県の移住体験者インタビュー切り取り
先輩移住者が移住前も移住後も強い味方。先輩移住者の声に耳を傾けよう。
【高知県馬路村│移住者インタビュー】ピボットターン移住
神戸市から馬路村へ移り住むとなれば、仕事も日々のリズムも何もかもが変わります。仕事面と生活面の両方で大きな変化が生じると、想像以上にしんどいかもしれないという不安がありました。また、40代で転職するにあたっては、「業種」と「職種」の一方は変えない方が良いとも言われています。そんなことを考えていたさなか、馬路村役場で社会人採用試験が実施されることを知りました。現職と似たような言葉を使い、似たような作法で動く、いわば「同業種」で転職するチャンスです。
そこで、「やらなかった後悔よりやった後悔がいい」と思い切ってエントリーしたところ、採用していただけました。このタイミングで採用試験があったのもご縁かと思っています。ピボットターンは、住むところと仕事の2軸のうち、どちらか一方の軸は変えずに移住したり転職したりするという意味。僕の場合は、仕事を変えずに住むところを変えるピボットです。結果的に、仕事面でも生活面でもとてもスムーズに移行できました。
【高知県黒潮町│移住者インタビュー】「高知移住」が身近に
2015年の9月に高知県移住ポータルサイト『高知家で暮らす。』を見つけました。見た瞬間からすごく「高知移住」が近くなって、毎日考えるようになりました。移住ってもっとハードルが高いと思っていたけど、このサイトを見ていると、自分にもできるかもしれないって思えたんです。毎日サイトを見て、あれこれプランを練って…夢中でした。大阪で開催された移住相談会に行ったり、資料を繰り返し読んだり。漠然と「海に面した小さな町に住みたいなぁ」と思って、高知県の地図上の海沿いの町をひとつずつ検討していました。
ずっと大阪で育ったので、家族も友達も仕事仲間も大阪。最初に「高知へ移住しようかな」と伝えたときは、すごくびっくりされました。(笑)
みんな、私が高知好きなのは知ってましたが、「移住までしなくても、旅行で十分じゃないか」と言われました。家族からは「高知と似たような気候のはずだから、(大阪から近い)和歌山はどう?」とも言われました。高知はとても遠いところに感じたみたいです。
【高知県南国市│移住者インタビュー】田舎にあこがれて
高知へ移住のきっかけは?
四国の他の県も周ってみて、高知県は愛媛県や香川県にない解放感、山や川があり程よい空気感が気に入りました。また、千葉県での農業研修で知り合ったピレッダ・シモーネさんの家族が2017年に大阪より南国市へ移住してこられていたこともきっかけとなりました。現在は、ものづくりや場づくりをおこない「マルシェ」や「オーガニックマーケット」へ出店しています。地域とのかかわり
住まいは、南国市の空き家活用住宅(市が市内にある空き家を所有者から10年間借り上げて改修し、南国市へ移住・定住を希望する方に賃貸する住宅)に住んでいます。先輩移住者のピレッダ・シモーネさんのつながりで空き家活用住宅を知り応募しました。入居すると、地区の公民館長さんが地域の説明や地域の方を紹介してくれましたので、地域活動にも参加しやすくなりました。すると、お隣さんとのお付き合いも多くなり、世間話や野菜などをおすそ分けしていただくことも増えてきました。
【42道府県どこが良い?】その他のエリア↓
筆者の地方移住の進捗
会社がリモートワークを推進していることもあり、移住へのハードルはかなり下がった。とは言え、娘の教育環境のことなども考えると、完全移住は少し先になりそう。なので第一ステップとして週末移住あるいは週中移住の二拠点居住を検討中。思春期まっさかりの娘にとってパパ不在は願ったり叶ったりかも(笑)
サラリーマンをしながら地域活性化事業(空きスペース活用、シェアハウスetc.)をやってみようかと思っています。地方でお役立ちできる事業が作れたら本望。なので色んな人にお話を聞くようにしています。地方移住&起業で人生を楽しくしていきます。今のところの移住候補地は以下の通りです。都内からアクセスの良いところを探しています。
・山梨県(都留市、大月市、上野原市) ・神奈川県小田原市
・茨城県(結城市、土浦市)など
筆者公式ブログ⇒地方移住とテレワークで人生めちゃ楽しいやん!
NATIV.mediaにて執筆中⇒移住先探しダイアリー