愛媛県の南西部に広がる南予(なんよ)をご存知ですか?豊かな自然、歴史、食文化など、独特の地域文化が魅力です。中でも、宇和島市、八幡浜市、大洲市、西予市、内子町の5市町は、青い海とミカン山のコントラスト、清流、里山に代表される自然あふれる地域でありながら、いざという時の医療や、​​子育てに最大の関心事の教育など、都市機能が充実していることから、子育てしやすい移住先として近年注目を集めています。明るい日差しに開放的な雰囲気から、四国の西海岸と言う人もいます。

そんな南予5市町の魅力をシリーズでお届けする「大切な人と暮らしたいえひめ・南予(なんよ)」第五弾は、先達の知恵に学べるコミュニティが充実している町「内子町」の魅力を子育て世代の目線でお届けします!

 

内子町ってどんなところ?

歴史と文化に彩られたまち

内子町は江戸時代後期から明治時代にかけて木蝋(もくろう)の生産で栄えたまちです。八日市・護国地区(国重要伝統的建造物群保存地区)には、その面影が色濃く残っています。現役の芝居小屋として創建100年以上の歴史を誇る「内子座」や、大洲和紙の産地として有名です。

豊かな自然に囲まれながらも県庁所在地へのアクセスに優れた町

渓谷や田園風景など自然が多く、四季折々の表情も多彩な一方、松山空港を有し、都市機能の充実した50万人都市、松山市に車で45分と、交通アクセスにも優れていることも魅力のひとつです。

先達の知恵に学べるコミュニティが充実

内子はこれまでにも多くの移住者を迎え入れており、町民と一体になったコミュニティが充実しています。地域おこし協力隊を多く受け入れるなど地域活性化の取組みを積極的に行っており、ゲストハウスを中心に移住希望者などの受け入れ体制も整っています。

中山間地域では先進的なICT教育も

県立内子高校小田分校では地域みらい留学による県外からの生徒の受け入れを行っており、小規模校だからできる学習、部活、行事、探究活動などが評判。また、地元企業の武田林業では国産木材に触れながら学ぶプログラミング教室「MOCK UP」を開催するなど、ICT教育が進んでいます。その他、地域の特色を生かしたコミュニティ・スクール、移住相談窓口を併設したコワーキングスペース「南予サイン」など、教育・学びの場が充実しています。
※より詳細な南予の情報は下記URLへ
南予子育てガイド〜大切な人と暮らしたいえひめ・南予(なんよ)

 

先輩移住者の声をダイジェストでお届け


埼玉県から愛媛県に移住した水谷円香さん。地域おこし協力隊として活動後、内子町の御祓(みそぎ)地区で閉校になった小学校を活用したカフェ事業や、空き教室のテナント貸しに取り組む。愛媛出身の熊野慎也さんと結婚。

内子を選んだ理由

移住のきっかけは在学中に起こった東日本大震災。自分の暮らしがどう成り立っているのか見えない中で「地に足がついた生活がしたい」と移住を考え始めた円香さん。大学で和の伝統文化を学びながら、舞台制作や劇場アテンドの仕事をしていたこともあり、歴史ある現役の芝居小屋『内子座』や町並み保存地区がある内子の文化的な奥深さに惹かれた。また、町中から車で10分のところに里山エリアがあることも魅力だったと話してくれました。

心の豊かさにつながった

「首都圏で暮らしていたときのようなモヤモヤはまったくなくなりました。」と話す円香さん。周囲の方からたくさんの野菜をもらう機会が多いそうですが、生産者さんの顔の見える食卓が構成されていることへの安心感、満たされる感じが心の豊かさにつながっているとのこと。

子育てへの期待

在学中のフィールドワークで訪れた中山間地域で子育てをする方や、その環境で育っている子どもたちを見て「この子たちの生きる力はすごいな」と感じたという円香さん。首都圏では考えられなかったが、「生きる力」が育まれる環境でなら自分も子育てしてみたいという気持ちになったそう。「子どもには自分で選択していく力を持ってほしいと思います」と語ってくれました。

※インタビューの詳細は下記URLへ
「地に足のついた生活」子育てにも期待。

 

PickUp! ギャラリー

カメラが趣味の親子4組が南予での子育てや暮らしの環境を体験しました。


南予に住んでいると当たり前の光景や空間も、シャッターで切り取ってみると、新しい発見がいろいろ。ゆるやかに流れる南予の時間の中で、どんな暮らしができるの? どんな子育てができるの? そんなことをイメージしながら、ご覧くださいね!

※南予暮らしのワンシーンを画像で紹介しています>南予ギャラリー

 

子育て世代をサポートする「子育て移住応援パッケージ」をチェック

南予5市町(宇和島市・八幡浜市・大洲市・西予市・内子町)では、「子育て移住応援パッケージ」として充実した制度を整え、子育て世代のみなさんをサポートしています。

\内子町の医療費助成・保育料軽減について/
✔️医療費
18歳まで無料!
✔️保育費
18歳に達した年度末を迎えるまでの子どもから数えて第3子以降の子どもが、保育園等を利用する場合の保育料を3分の1に軽減しています。

\内子町移住コーディネーター岡山紘明さんのメッセージ/
大学の研究で何回か内子町を訪れているうちに、まちの魅力や人の優しさに触れ、大学を休学して地域おこし協力隊として内子町に移住しました。移住先を決めるのは一大決心です。その土地の人や暮らし、歴史、文化、食、教育・自然環境など、自分の肌感にあった土地かどうかを知ることも重要です。気になることやご質問がございましたら、お気軽にご相談ください。

子育て世代のみなさん、ゆったり時が流れる南予に来ませんか?

南予子育てガイド(https://e-iju.net/nanyo/には、南予5市町(宇和島市・八幡浜市・大洲市・西予市・内子町)の魅力、学びの環境、子育て支援、南予暮らしのワンシーンを画像で紹介するギャラリーなど、移住を検討する子育て世代にとって見逃せない情報がたくさん!他の市町の情報も合わせてぜひご覧ください。

さぁ、ゆったりした時間が流れる南予で、自分たちらしい子育てをはじめませんか?