お世話になった皆様へ

日頃、このネイティブ.メディアを閲覧頂いている皆様、また直接面識をいただき、様々な形でお付き合いをいただいた皆様、これまで本当に多くのご支援をいただき、ありがとうございます。

この度当社ネイティブ株式会社は、昨年10月にグループ入りした面白法人カヤックの「ちいき資本主義事業部」に全業務を移管して組織を統合し、カヤックに吸収合併しました。
当社社員は全員カヤックに転籍し、私も同事業部の事業部長を拝命しその任にあたります。

2016年3月にネイティブ株式会社を起業して7年2ヶ月。全国各地に伺って多くの方と出会い、関係人口創出や移住促進、まちづくりに関する様々なお仕事をご一緒させていただきました。

特に私がこの事業を始めたきっかけの地域メディアを立ち上げた北海道、沖縄、瀬戸内地方では、数多くの皆様と深いおつきあいをいただきました。

改めまして、心から深く御礼申し上げます。

7年のうち後半の3年はほぼコロナ禍で、観光振興事業が中心だった当社には大きな転換が必要でした。その拠り所になったのが起業してまもなく立ち上げたこのネイティブ.メディアです。

世の中の価値観が大きく変化し地域への関心が急速に高まる中で、より多くの皆様の関心を集めることができ、オンラインセミナーなどで地域の皆様と直接お話する中で、悩み藻掻きながらも、我々自身が目指すべき方向性がより明確に見えて来ました。

そんな中、その著書「鎌倉資本主義」をきっかけに5年ほど前から折に触れてお会いする機会をいただいていた面白法人カヤックの代表である柳澤さんと、改めてお話する機会があり、メンバーの皆さんとも議論を重ねて、最終的にこのような形で新たなスタートを切ることになった次第です。

このネイティブ.メディアは、カヤックが運用する「移住スカウトサービス SMOUT」との連携を志向しながら、各自治体からの情報発信DXのご支援を続けていきます。
また各地の移住促進や関係人口創出に関する企画・提案・実行支援なども引き続き手掛けていきます。那覇空港で営業していた沖縄クラフト専門ショップ”Dear Okinawa,”についてもカヤックに運営主体を移し、リニューアル・オープンに向けて準備中です。

さらにこれまでネイティブだけではできなかった投資を伴う事業や、様々な企業や地域に関わる皆さんとの協業・業務資本提携などにも関わっていきたいと考えています。

これまで私達に様々な形でお付き合いいただいた皆様には、これからも今まで以上に注目いただき、また何かしらの形でご一緒できればと思っております。

どうかこれまで以上のご愛顧・ご高配を賜りますよう、何卒宜しくお願い申し上げます。

令和5年5月1日

元ネイティブ株式会社 代表取締役
面白法人カヤック ちいき資本主義事業部 事業部長   倉重宜弘

P.S.

起業から今回のM&Aにいたるまでの7年間は、まさに激動の連続でした。

特にこの1年間は本当に様々なことを考え、悩みながらも進めてきました。

ここ数ヶ月は統合作業の大変さを痛感しながらも、面白法人カヤックという会社の外からは見えなかった”面白さ”や、その組織や仕組みのユニークさにも驚いたり、考えさせられたりもしています。

まだまだ現在進行系ですが、そうした経験を、起業や組織づくりの視点とともに地域創生/まちづくりといったキーワードに絡めながら、こちらのnoteに書き留めて行こうと思っています。

もしご興味がありましたら、下記のリンクから是非フォローをお願いいたします。

 

以上