和歌山県が、2018年4月から企画している起業・就農、就労の体験プログラムが

「わかやま しごと・暮らし体験」です。

利用者が希望する事業者のもとで「しごと」を体験しながら、

周辺地域の先輩移住者や地域住民の方との交流を通じて「くらし」の体験を行い、

移住後の生活をイメージすることができます。体験費は無料です。その“体験先”をご紹介します。

Sea side bal Nansea’s

住所:和歌山県東牟婁郡串本町鬮野川1293-7
事業内容:イタリアン、フレンチ、和食、創作料理。ランチ、バルのお店。

 

Sea side bal Nansea’sは、パスタやピザなど本格的なイタリア料理を味わえるバルのお店。店主の野村朋行さんは17歳から現在に至るまでの約26年間を料理に携わり、イタリアンだけでなくフレンチ、和食料理と経験を積んできました。

串本町に移住してから今年で4年目。海のそばのバルは、お魚をはじめ地元でとれた旬の食材をつかった料理を、ジャンルを問わずに提供します。扉を開くとスタッフの方々がとびきりの笑顔で迎えてくれる、明るくて地域の人たちに愛されるお店です。

今回体験できる内容

まかないのピザを自分でつくって食べたり、お料理を提供して地域の人と関わったりすることができます。そして、とにかく串本町のことが大好きな野村さん。「串本の良いところは、いくらでも紹介できると思う」と仰っていました。

また、体験者がどのようなことを求めてやって来るかに応じて、できる限りその人が喜ぶメニューを提供できるようにするとも。お店のなかのお仕事にとどまらず、まちの魅力をたくさん知り、いろんなことを感じられる経験になりそうです。

仕事のこだわり

愛知県名古屋市の出身。実は料理の仕事だけでなく音楽にも携わってきた野村さん。音楽活動を通して北海道から九州まで全国をまわったという経験の持ち主なのです。

そんななかでも、野村さんにとっては串本町が一番でした。なぜかはわからない。でも串本から名古屋に帰るときは、泣けてきそうになるくらい悲しくなる。ここでの体験を通して、野村さんが串本町に惹きつけられた理由が少しわかるかもしれません。

補足事項

宿 泊 場 所 :近隣宿泊施設