「徳島県鳴門市」では、家庭菜園、アルバイト、兼業等、形態や規模を問わず農業を生活に取り入れながら、農業以外の仕事、ライフワーク、得意なことといった、自身のライフスタイルに合わせたX(=天職)で世の中に貢献する新しい生活様式「半農半X」を応援しています。
株式会社おてつたびと連携し、参加者同士がシェアハウスで交流しながら、半日は特産品のらっきょう農家さんと農作業、半日はフリータイムの鳴門暮らしを約2週間体験していただく事業を実施。全国から7名が参加しました。
今回は、昔から友人だったのかと思えるほど本当に仲睦まじい、石津英明さん(京都府)、高千穂圭吾さん(東京都)、若杉直寿さん(神奈川県)の3名にお話をお伺いしました。
参加理由で共通するのは「半農半X」というライフスタイル
石津さん「コンピュータメンテナンスの仕事の空いている時間で何か出来ないかと以前から考えていたことから、「半農半X」というライフスタイルに魅力を感じ参加しました。親の実家が農家で、元々農業に興味があり、直接色々な自治体に農業について相談しようかと考えていたので、鳴門市役所がサポートしてくれるという環境もすごく安心しました。」
高千穂さん「私は、元々副業としてライターをしていましたが、昨年独立し、フリーランスとなったことで空いた時間が出来たので、日本中行ったことがない場所に行き、今後のライターの仕事の足しになればと思い、おてつたびに参加し始めました。ライター1本でずっとやっていくよりは、メインがライターで、他に何か別の仕事を並行して行う方が合っているのでは?と思っていたところ、鳴門市の勧める「半農半X」というライフスタイルが、今後の働き方のヒントになるのではないかと思い応募しました。農業自体が初めてだったので、いきなり6~8時間の1日作業よりは、半日作業というのがハードル低くチャレンジしやすかったのも良かったです。」
若杉さん「私は、1年ほど前に長く勤めていた会社を辞め、主夫として家族をサポートしていたのですが、子供たちの受験も落ち着き、次の人生について模索していたときにおてつたびに出会いました。前職の仕事もとても達成感はありましたが、小学校の卒業文集の将来の夢に「農家」と書くぐらい元々農業には興味があり、自分の手で作ったもので喜んでもらえる「農業」という仕事をぜひ体験したいと思い参加しました。息子が地方で働くことも検討しているため、「半農半X」で農作業だけでなく、空いた時間で地域についての情報収集ができたのも良かったです。」
鳴門市の印象
高千穂さん「『海の街』というイメージでしたが、実際に来てみると豊かな自然とのバランスがちょうどよく、生活もしやすい街だなと感じました。故郷がベッドタウンなので、ゆったりと自転車で周りながら、あたかも鳴門市民のように暮らしぶりを体験出来てとても刺激になりました。」
若杉さん「私も都市部で暮らしていて、四方八方周りが建物で囲まれているので、鳴門の空を見上げたときに空が広いと感じました。鳴門市の方が穏やかで優しいのは、こういった綺麗な景色を毎日見ているからなのかなと。」
そんな若杉さんは、休日に電動付き自転車をレンタルして、渦潮や鳴門スカイライン、大麻比古神社など鳴門市を大きく一周したそう。その距離なんと約70キロ!
宿舎の部屋割はそれぞれ分かれていますが、毎日夕方には自然と参加者みんなで1つの部屋に集まって、お互いに食べに行ったお店や観光地の情報交換をして、おすすめの場所をシェアし、休日や空いた時間に鳴門市内を巡られたようです。
▶▶インタビュー後編に続く
関連記事はこちら
・令和5年度① 毎朝「いっちょやってやるか!」と前向きな気持ちに。
・令和5年度② 憧れの地「鳴門」でらっきょう料理の考案を楽しむ。
—————————————————————————————————————————————————
鳴門市移住専用ウェブサイト&専用 Instagram【NARUTO.3RD】(なるとさーど)
鳴門市へ移住を検討されている方はぜひ一度ご覧ください。
【移住専用ウェブサイト】http://naruto-3rd.com/
【移住専用Instagram】https://instagram.com/naruto.3rd
生まれた場所でなくてもいい、
育った場所でなくてもいい、
あなたの“ やりたい ”を実現する“ 第3の場所 ”に