みなさんこんにちは!
香川県出身・鳴門市在住19年目の移住者主婦です♪

 

先日、とてもめずらしい野菜をいただき、おいしく料理させてもらったのでお伝えしていきます♪

 

◇さて、これはなんでしょう?

 

いただいたのは半玉。内側には小さな「芽」のようなものがたくさんあります

 

みなさん、この野菜を知っていますか

 

わたしは知りませんでした。

 

香川県の兼業農家の娘に生まれ、子供のころは土と草の上を駆け回り、祖父母が作った栄養満点の野菜を食し、春が来ると旬のつくしやふきのとう、よもぎを使った料理が身近にある生活をして、野菜や自然の食材についてはよく知っているつもりでした。

それが・・・
人生40年以上生きてきて、初めてお目にかかったこの野菜!

 

『子持ちタカ菜』というそうです。

こんなにめずらしい野菜をいただけるのも、農業がさかんな鳴門市ならではなのかもしれませんね。

 

ひっくり返すとこんな感じ。まな板からはみ出すほどの大きさです!

 

◇いただけるのは「特産品」だけではない!

 

以前、「いただいた野菜で今日もおいしい料理を」シリーズの④~⑥話では、鳴門市の特産野菜や果物、海産物で作ったお料理をご紹介しました。

 

 

 

農業がさかんな鳴門市では、地元の畑で採れた特産野菜等をいただけることが多いのですが、実は特産以外の野菜や食材をいただけることも少なくありません。

今回の『子持ちタカ菜』もそうですが、昨年の夏には『青パパイヤ』をいただいたこともあります。

 

画像はイメージです

 

 

どの野菜にも共通して言えることは、「新鮮でとてもおいしい」こと。

 

そんなのあたりまえじゃないか!と思われるかもしれませんが、本格的に農業をしている方が作った野菜も、家庭菜園で採れた野菜も、庭の果物の木から採れた果実も、いただいた野菜等はすべて新鮮でとてもおいしいのです。

そこからは、生産者さんの「おいしいものを作りたい」という想いと、その食物へかけた手間と時間を感じ取ることができます。

 

だからわたしは、いただいたお野菜は新鮮なうちに調理し、「おいしく」「ありがたく」食べさせてもらっているのです。

 

◇どうやって食べる?!『子持ちタカ菜』

 

さて、話を『子持ちタカ菜』に戻しましょう。

 

見るのも触るのも初めてのこの野菜。
どう調理したらよいのでしょうか・・・?

 

しかし、ここにも生産者さんの心遣いが垣間見えました。

 

なんと!
おすすめの食べ方メモを付けてくれていたのです!

 

レシピだけでなく、含まれる栄養素まで書いてくれる心遣いに感動!!

 

おかげさまで、我が家ではこれからお伝えする3種類の旬のお料理を楽しむことができました。

 

◇子持ちタカ菜料理 3選

メニュー① 天ぷら

 

子持ちタカ菜の特徴は、株の中心部に小さな『わき芽』がたくさんあることです。
そしてこの『わき芽』の部分は天ぷらにできるのだとか・・・
それでは、さっそく天ぷらにしていきましょう!

 

手前に映っている『わき芽』の部分を天ぷらにします♪

 

しっかり大きめに切ったので、衣をつけるのにひと苦労しました(笑)

 

揚げ油の香りが食欲をそそります♪

 

しめじの天ぷらも添えて、おいしそうな春野菜の天ぷらの完成です!

 

 

メニュー② 子持ちタカ菜と豚肉の炒め物

 

葉の部分は豚肉と一緒に炒めるのがおすすめとのことで、さっそく作ってみました!

 

炒めものには葉と茎の部分を使います♪(写真奥)豚肉には下準備で片栗粉をまぶしておきます(写真手前)

 

子持ちタカ菜に含まれるβ-カロテンは脂溶性ビタミン。油を使ったお料理との相性はバツグンです♪

 

たくさんできたので次の日のお弁当にも入れました♪

 

 

メニュー③ 鍋料理

 

いただいた子持ちタカ菜は半玉。

葉物野菜だし、調理をしたらそんなにボリュームもないだろうとタカをくくっていたら、とんでもない展開が待っていました!

 

 

天ぷら、炒めものと調理して、それでも葉っぱの部分がたくさん余ったのです!

 

 

どうしようかと悩んだ末、「野菜が余った時にはお鍋でしょ!」と、鍋料理にすることにしました!

この冬は、白菜や白ネギなどの鍋野菜が本当に高価で、ほとんど鍋料理ができなかったので、今シーズン最後の鍋料理を『子持ちタカ菜』で締めくくることができ、結果オーライでした♪

 

 

 

◇おわりに…

 

今回はとてもめずらしい『子持ちタカ菜』をいただき、3つのおいしいお料理を作ることができました!

 

すべての料理を通じて感じたことは、「春野菜特有のほんのりとした苦みが、とてもおいしかったこと」。

 

「苦味がおいしい」なんて、変な表現かもしれませんが、実はわたしは菜の花などの春野菜特有の苦みが好きなので、いただいた野菜で季節を感じることができてとてもうれしかったです。

 

季節ごとに旬の食材を味わい、健康的で心豊かな生活を楽しみたいですね♪

 

 

 2025.4.17 執筆


 

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