地域内外の人とのつながりが地域への誇りと愛着をつくる。「あまちゃん」のまちづくり

久慈市は2013年朝ドラ『あまちゃん』のロケ地で知られ、北限の海女が今でも潜りながらウニやアワビを採っています。2011年東日本大震災の際には、津波によって漁港や街なかが壊滅的な被害を受けましたが、被災地の中でもいち早く復興し注目を集めました。2016年には台風10号によって再び街が浸水被害に見舞われます。津波や豪雨など自然災害を何度も受けながら、すぐに復活するといった地域のレジリエンスはどのように生み出されているのか、愛着を持つまちづくりを目標に掲げる久慈市を取材しました。 岩手県久慈市 遠藤譲一 市長 [...]

ポップアップショップ「樂園百貨店」に見る地域リテーラーの“グローカル”戦略

グローバル化が進めば進むほど、その地域にしかないモノの価値が高まる。当たり前といえば当たり前だが、さまざまな制約から実業化しづらいこの概念をかたちにしようと奮闘する地域小売が沖縄にある。百貨店「デパートリウボウ」スーパーマーケット「リウボウストア」、コンビニエンスストア「沖縄ファミリーマート」の3業態に加え、空港にも店舗を持ち、卸売専門会社を含めた12社のコングロマリット リウボウグループだ。グループを率いる糸数剛一社長に、世界と向き合う地域の売り場「樂園百貨店」の背景と戦略を伺った。 [...]

研究都市の強みを生かし、最先端の公教育& スタートアップ・シティへ

つくば市は官民の大学・研究機関が集積する、日本で最も知的水準の高い地域の1つです。また、2011年東日本大震災、2012年竜巻被害、2015年鬼怒川大水害と3度の自然災害に向き合った地域でもあります。こうしたソフト的な共有知を地域資源と位置づけ、生きる力を身につける教育改革やスタートアップを誘発するエコシステムづくり、レジリエンスの高い地域社会を志向するのは、40歳の新市長五十嵐立青さんです。市民参加型のまちづくりを推し進める市長の視点から、つくば市の今を概観します。 茨城県つくば市 五十嵐立青 市長 [...]

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