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UIJターン就活に朗報!熊本県が誇る「ブライト企業」とは? 企業を訪問、リアルな魅力を探ってみました – 金剛株式会社編

社員がいきいきと働ける企業に熊本県がおくる「ブライト企業」の認定制度。2018年度時点で288社が選ばれています。熊本市西区上熊本にある金剛株式会社もそのひとつ。2015年度に第1回のブライト企業に認定されました。金剛は1947年に事務機器や測量機器の商店として創業、その後、金庫・棚を製造するメーカーとなり、現在は図書館等の書架や移動棚、収蔵庫設備などを全国に納める企業です。これまでに、丸ハンドル式移動棚、免震移動棚、傾斜スライド棚などユニークな書架を製品化し、グッドデザイン賞金賞、発明大賞の発明功労賞、九州地方発明表彰の中小企業庁長官賞などを受賞しています。1時間単位で取得できる有給休暇企業として絶え間なく新しい製品を生み出すだけでなく、金剛はブライト企業の認定をきっかけとして、社員が働きやすい職場を整えていこうと努力を続けています。そのひとつが、2018年5月にスタートした有給休暇の時間単位での付与制度です。他の多くの企業では有給休暇は1日単位もしくは半日単位でしか取得できませんが、金剛株式会社では1時間単位で取得できます。これによって、通院・育児・介護・学校行事などの所用のためや、平日しか開いていない役所の手続きなどに時間単位で有休を使用したりできるようになりました。時間単位の取得となると勤怠管理が煩雑になりますが、そこは総務・人事チームの皆さんが頑張っているそうです。時間単位での付与背戸新設によって有休が使いやすくなったおかげで、制度開始から3カ月の間に延べ134件もの利用がありました。総合職と一般職を自由に行き来社員の働き方にも工夫があり、総合職と一般職という2つの働き方が用意されています。総合職(全国職)は全国の支店などへの転勤や部署異動がありますが、一般職(地域限定職)は自身で決めた地域で就労し、転居を伴う移動はありません。以前は入社段階で選択しておりましたが、今は申請があればいつでも総合職と一般職を行き来できます。例えば介護など家庭の事情で総合職から一般職に変更も可能ですし、色々な部署を経験してキャリアアップするため一般職から総合職に移ることもできるそうです。社員の副業・兼業を認めているのも珍しい点でしょう。2018年7月に就業規則にも明記されました。申請書を提出して、業種が競合しない、社の業務に支障がでないなどの条件をクリアできれば認められます。柔軟な働き方を促進するという方策のほか、社員に有用なスキルや経験を積んでもらったり異業種交流他社外Networkの拡大を図る狙いもあるようです。「ブライト企業認定に安心感」社員の声をきいてみました。「ブライト企業認定が金剛入社のきっかけになりました」と話すのは2018年4月に入社した総務・人事チーム三笠綾華さんです。三笠さんは自分がどれだけ長く勤められるか、育児休業制度など福利厚生を重視して就職活動していたそうですが、「金剛はブライト企業として県に認められているという安心感がありましたね」と言います。福岡出身で熊本市内の大学に進学、そのまま熊本で就職した、いわばIターン就職です。一人っ子なので九州内で働き続けたいと思い一般職を希望しました。入社後「就活の時には知らなかったさまざまな制度や補助があることを知り、いい意味で予想外のうれしさがあります」と語ります。営業2チームの村上千明さんも同年4月入社です。熊本市出身で福岡市の大学を卒業して地元にUターン就職しました。もともと読書好きで「本にかかわる仕事がしたかった」のが同社を選んだ理由です。学生時代にブライト企業のことは知りませんでしたが、地元で就職したい気持ちが強かったので、一般職・総合職の選択制度が「就職の決め手のひとつになりました」と言います。入社後は「休みをきちんと取れる点が良いです。上司からは『ワークライフバランスじゃなくて生活が先のライフワークバランスでいこう』と言われました」と話していました。まずは仕事を覚えることが先と、上司とともに得意先の図書館などを回る毎日です。新入社員の2人がともに驚いたのは、入社時研修が4カ月間と長期だったことです。人事チームによると、その間、ビジネスマナーなど基礎研修はもちろんのこと、開発部署や工場の製造ラインにも入って研修を行うそうです。入社した企業について知ってもらうと同時に、適性をしっかり見極めて配置先を決めるためだといいます。「ヒトの力」を高めていく企業風土社員の柔軟な働き方をサポートする金剛のきめこまやかな施策。人事チームの朝野晃司さんは学生向け企業説明会で「PRすることが多すぎて時間が足らないほどです」と苦笑し「福利厚生を重視する最近の学生たちの関心は高いですね」と話します。平均離職率は入社3年未満で5%、全体でも2.5%という低さが社員の満足度の高さを物語っています。金剛は中長期ビジョンの中で「これまで当社が培ってきた『モノ』と『ヒト』の力で新たな価値を提供することこそが、当社が社会において果たすべき役割」とうたっています。絶え間なく社の「ヒトの力」を高めていく企業風土が、ブライト企業に選ばれた理由だと感じました。 熊本県が誇るブライト企業が福岡市に一堂に会する参加費無料の就職イベント「熊本県ブライト企業就職フェアin福岡」(熊本県労働雇用創生課主催)が2019年2月2、3の両日、福岡市天神のエルガーラ8階ホールで開かれます。2日間合計で約60社のブライト企業ブースを出展するほか、ブライト企業の先輩社員たちの座談会、ミニセミナー、キャリアコンサルタントによる就職ガイダンス、UIJターン就職について個別に相談できるブースなどが設置されます。ブライト企業の採用担当者と直接会えるチャンスをお見のがしなく。【熊本県ブライト企業就職フェアin福岡の詳細はこちら】この記事を読んで熊本県ブライト企業に興味を持たれた方は下記のバナーからからフェア特設ページを是非ご覧ください。 [...]

UIJターン就活に朗報!熊本県が誇る「ブライト企業」とは? 企業を訪問、リアルな魅力を探ってみました – 熊本製粉株式会社編

学生にとって就職先の企業を選ぶのはとても重要です。ネットには就職情報があふれ、企業説明会も数多く開かれていますが、情報が多すぎて逆に迷ってしまうこともあるのではないでしょうか。そんな中、熊本県は2015年度から「ブライト企業認定制度」を通じて、県内の魅力ある企業をPRする活動を続けています。ブライト企業って何でしょう。どんな企業が選ばれ、その実力とは? 実際にブライト企業を訪ねて、魅力を探ってみました。 JR上熊本駅の西口から出ると、大きな建物が隣接しているのが見えます。ここは熊本製粉株式会社の本社と熊本工場。ブライト企業に認定された会社です。正面玄関で取締役管理本部長の藤江修さんら社員の皆さんに出迎えていただきました。 [...]

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