9月2日(月)、一般社団法人九州観光推進機構(以下、九州観光推進機構)との間で「インバウンドプロモーション連携に関する趣意書」を締結しました。

現状の訪日外国人旅行者数を見ると、日本全体では増加基調にあるものの大都市圏やゴールデンルートへの集中が顕著であり、地方への拡大が今後の課題となっています。その一方で、日本の各地方が持つ様々な魅力に関心が高まりつつあります。

今回の協定はこのような状況を踏まえ、瀬戸内エリアと九州エリアという自然、歴史文化、アート、食といった他に類を見ない多くの魅力的なコンテンツを有する両地域が手を結び、スケールメリットを活かした効果的なプロモーションを行うことにより、インバウンド誘客を図っていくというものです。瀬戸内と九州が横断的に連携することで、両エリアはもちろんのこと広く西日本エリアでの周遊や滞在の長期化を促進していくことを目的としています。

具体的には、せとうちDMOの有するインバウンドマーケティングの知見、欧米の旅行会社やメディアとのリレーションを活用し、瀬戸内エリアに加え、九州エリアのPRをより効果的にプロモーションしていきます。現在、せとうちDMOが行っている認知拡大や旅行商品の造成に向けターゲットとする独・仏・英・米の4市場において展開している現地エージェンシーの設置、その活用による現地メディアや旅行会社への継続的なPR活動などにより、瀬戸内、九州、広く西日本エリアへの誘客に繋げてまいります。

【連携の内容】

1 両機構が決定した対象市場において、海外から瀬戸内地域、九州地域へのインバウンド
拡大を目指す活動について連携し、協力していきます。

2 両地域の連携によるスケールメリットを活かした効果的な
プロモーションについて共同実施します。