せとうちDMOでは、瀬戸内の魅力あるおみやげ商品の知名度向上と販路拡大並びにインバウンド観光客にとって魅力ある商品を発掘していくことを目的として「瀬戸内おみやげコンクール2019」を開催しております。

今回、本コンクールの一環として、今後のインバウンド観光客の増加をビジネスチャンスとするために、インバウンド観光客の求めるニーズの理解や、商品開発のヒントを得ていただくためのインバウンドセミナーを、9月24日に香川県、25日に広島県にて実施いたしました。

当日は、株式会社羽田未来総合研究所の赤羽裕子様にインバウンドの消費傾向等の基礎知識からトレンド、羽田空港における取組や他地域での事例等をお話いただき、また株式会社J&Jヒューマンソリューションズの津山睦美様に、全国通訳案内士として活動されている経験を生かしたガイド目線からの「テッパンお土産」等をお話いただきました。

ご参加いただいた菓子製造業の方からは、「お土産という視点からのインバウンドセミナーは初めてだったので、新鮮だった。」「自社の商品もインバウンドに対応していけるように早めに準備していきたい。」といった声をいただくことができ、インバウンドの現状把握と今後の取組みを考えていただく場となりました。

引き続き、瀬戸内の優れた商品の掘り起こしや、魅力あるおみやげ商品の開発促進につながるよう努めてまいります。

<瀬戸内おみやげコンクール2019>

8月19日(月)~10月31日(木)まで、瀬戸内(瀬戸内7県:兵庫県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県)産の農水産物等を原材料に使用もしくは瀬戸内の工場で製造された瀬戸内らしさあふれるお土産商品(菓子・スイーツ)を募集し、11月6日(水)に実施する一次選考を経て、令和2年1月(予定)に決勝大会を開催、最優秀商品等を決定します。

商品選考は、まず、瀬戸内らしさ、創意工夫、市場性、品質等の観点から一次選考を行い、一次選考通過商品を決勝大会で販売するとともに、一次選考の評価に当該販売額を加味して総合的に受賞商品を決定します。