地方移住クリップは、地方移住に興味関心のある方ならどなたでもご参加いただけるコミュニティです。Facebookグループで運用されており、平日毎日、地方移住に関する様々なトピックを配信しています。現在約1300人を超える方が参加しています。

この記事では、6月21日から6月27日の間に配信された内容を元に、トピックを振り返っていきます。

地方移住で補助金を活用しよう!

— 6月もあっという間に終盤になりましたね。社会を見渡すと、オリンピックまで1ヶ月となり、新型コロナウイルス対策なども含めて話題が続いています。

ほんとですね。どうなるのかと思っています。やはり気になるのは、コロナ禍が始まった直後から言われていたことですが、パンデミックに伴う医療体制の圧迫というのが都市部を中心に懸念される中で、地方移住への関心は高まっているといえますね。

— 地方移住で補助金がもらえるというこちらの記事からいきましょうか。

ニュース記事: テレワークでも地方移住で補助金100万円!世田谷から静岡に移住したITエンジニアの体験談

コロナ禍にあって注目したいのは、地方移住促進のあり方も変わってきたというポイントだろうと思います。従来は、何が何でも移住というかたちでしたが、この記事のように、テレワーク前提で地方移住というのを良しとする取り組みも始まってきました。

— 選択肢が広がったと見ることができるのでしょうか。

そうですね。例えばいま東京の会社に務めていて、会社がリモートワーク環境になった。それを活かして地方移住するというのを考えるときには、どんな地域に住むのかも大事ですが、そのスタイルを受け入れてくれる自治体を探して、お得に移住するというような考え方をしてみると良いと思います。

『東京を捨てる コロナ移住のリアル』 刊行。地方移住のリアルにふれる

— コロナ禍での地方移住という話題が続きますが、中公新書ラクレから『東京を捨てる コロナ移住のリアル』 が刊行されました。

ニュース記事: 地方移住者が明かす“東京脱出”のリアル 「未経験で何からすればいいかわからない」「貯金はほぼなくなりました」

コロナ移住を実践者でもあるジャーナリストの澤田晃宏氏の本ですね。移住者や地方自治体を取材し、そのリアルが掲載されています。こちらの記事ではその内容の一部が読めるので、参考にしたいですね。

— やはり地方移住に向けてのお金やり繰り部分が気になります。

そうですよね。やはり地方移住を考えたときに、だんだんとリアルになるにつれて大きな問題となってくるのがお金の部分だと言えるでしょう。この本で紹介されているように、どのような暮らし方をするのかということと、どれくらい準備したのかということは、いくつも参考になる情報を仕入れて検討したいところですね。

— 地方移住というと、どこに住むかということに関心が向かいますが、それもあくまで一部で、どのような家に住んで、どんな暮らしをするのか、仕事はどうするなど、リアルに考え始めるといろいろと出てきます。

地方移住にも進めるステップがあるはずで、常に全体像をとらえながら、いま自分がどのステップで、どのように検討しているのかを明らかにしながら進めていくのが良いと思います。そして足りないところは情報収集する。そしてまた戻って検討したりしながら、地方移住に向けて進めていくというのが良いでしょうね。

地方移住の全体像と、いろいろな細かい箇所の参考になる情報を、地方移住クリップでは引き続き皆様にお届けしていこうと考えています。