株式会社ソトコト・プラネット(本社:東京都渋谷区、代表取締役:指出一正)が運営する、和歌山県田辺市との関わりを考える関係人口講座「たなコトアカデミー」は今年で4回目を迎え、現在「たなコトアカデミー第4期生」受講生を募集しています。

人口減少による地域づくりの担い手不足が叫ばれる中、観光以上移住未満の地域との関わり方である「関係人口」が注目されており、総務省が2018年から関係人口創出事業のモデル事業を募集するなど地方創生の糸口として認知されています。

弊社が発行する未来をつくるSDGsマガジン『ソトコト』では、いちはやくローカルの可能性や取り組みを取り上げたことをきっかけに、数多くの関係人口創出講座を実施。近年ではローカルに加え、SDGsやサスティナビリティといったテーマを取り扱っています。その実績をもとに和歌山県田辺市からの委託事業として今回「たなコトアカデミー」を開講することとなりました。

和歌山県田辺市を舞台に地元で活躍するローカルプレイヤーとの出会いを通じて、地域との多様な関わり方と持続可能性のある社会や暮らしについて考える連続講座です。

現在、申し込み受付中です。
個別のオンライン相談会も実施しています!お気軽にご相談ください。

▼受講申し込みはこちら!
https://form.run/@tanakoto2021

講座概要

これまで「たなコトアカデミー」では、田辺の農産物を販売するマルシェ出店や、受講生それぞれの好きなことを生かし「関わり方プラン」の立案、メディアづくりなど、さまざまなプロジェクトワークを通じて、首都圏の若者と田辺のローカルプレイヤーとの関係性づくりをしてきました。

第4期では、地域の課題や「関わりしろ(関わりの接点・きっかけ)」を見つけ、ローカルプレイヤーと協働しながら楽しく地域とつながる仕掛けをつくっていきます。

今年のポイント!
◇あなたと田辺のつながりを広げる「関係マップ」を作ります!
田辺の「関わりしろ」を見える化するマップを制作します。その中身となる「関わりしろ」をローカルプレイヤーと一緒に見つけたり、デザインを一緒に考えたりしていきます。
◇地域をお手伝いしながら旅する『おてつたび』とのミニコラボ!
「お手伝い」を通じて、地域や地域の方々を知るきっかけを提供する『おてつたび』代表の永岡里菜さんがトークゲストとして登壇されます!

こんな方におすすめ!
・ローカルとつながるきっかけが欲しい方
・地元の方と一緒に地域課題の解決方法を考えてみたい方
・コミュニティづくりやコミュニティの可能性を広げることにチャレンジしてみたい方

田辺市で暮らす人々との出会いを通して、自分らしい暮らしのあり方や、大切な人との未来をどうつくっていくか、自分らしい距離感でローカルと関わることなどについて考えてみませんか?

スケジュール

◆第1回 10月27日(水) @東京 19:30〜22:00
「編集視点を学ぼうー地域をおもしろがる編」

◆第2回 11月10日(水) @東京 19:30〜22:00
「たなコトの『関わりしろ』を考えよう」

◆第3回 12月15日(水) @東京 19:30〜22:00
「編集視点を学ぼうー関わりの実践編」

◆第4回 1月8日(土)〜10日(月) @和歌山県田辺市
「田辺で『関わりしろ』を探そう」

◆第5回 3月5日(土) @東京・ファーマーズマーケット国連大学前 10:00〜17:00
「田辺の魅力を伝えよう」

※本講座の受講は、東京会場・和歌山県田辺市でのワークショップにご参加可能な方に限らせていただきます。
※プログラムは新型コロナウイルスの感染状況によりオンライン開催となる場合がございます。

最新の情報は、公式Facebookページでもぜひご覧ください。
▼和歌山県田辺市 たなコトアカデミー講座 facebookページ
URL: https://www.facebook.com/tanabe.tanakoto

メンター・講師紹介

メイン講師:『ソトコト』編集長 指出一正

1969年群馬県生まれ。上智大学法学部国際関係法学科卒業。 雑誌『Outdoor』編集部、『Rod and Reel』編集長を経て、現職。島根県「しまコトアカデミー」メイン講師、奈良県「SUSTAINABLE DESIGN SCHOOL」メイ ン講師、静岡県「『地域のお店』デザイン表彰」審査委員長、福島県郡山市「こおりやま街の学校」学校長、岡山県真庭市政策アドバイザー、富山県「くらしたい国、 富山」推進本部本部員、群馬県「群馬県過疎有識者会議」委員、上毛新聞「オピニオン21」委員をはじめ、地域のプロジェクトに多く携わる。環境省「SDGs人材育成研修事業検討委員会」委員。内閣官房まち・ひと・しごと創生本部「人材組織の育成・関係人口に関する検討会」委員。国土交通省「ライフスタイルの多様化と関係人口に関する懇談会」委員。総務省「過疎地域自立活性化優良事例表彰委員会」 委員。農林水産省「新しい農村政策の在り方検討会」委員。UR都市機構URまちづくり支援専門家。内閣官房水循環アドバイザー。林野庁「森林空間を活用した教育イノベーション検討委員会」委員。BS朝日「バトンタッチ SDGsはじめてます」 監修。2025年大阪・関西万博日本館クリエイター。著書に『ぼくらは地方で幸せ を見つける』(ポプラ新書)。趣味はフライフィッシング。

メンター:『高垣工務店』代表取締役 石山登啓氏

『高垣工務店』及び、『高垣幸夢店』代表取締役。1974年、東京都生まれ。1歳の頃、和歌山県西牟婁郡白浜町に家族で移住。日本建築専門学校卒業後、同県田辺市の工務店『高垣工務店』に就職。社員として勤務するなか、社長が急病で倒れ、会社の経営を支える立場に。3年後に売り上げを3倍にした。現在では「人生参加型工務店」として、多くのスタッフとたくさんのファンを持つ工務店へと成長。2018年より代表取締役に就任。また、2017年に田辺市が主催する「たなべ未来創造塾」に2期生として参加し、18年8月、田辺市の人たちが集い・学び合う場所「シリコンバー(知理混場)」をオープン。人が集える場づくりを積極的に行う。