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今週は、2021年7月13日の投稿、愛媛県伊予市双海町に暮らす本多さんのえひめライフをご紹介します。

【みんなの“えひめライフ” PICK UP!】

こんにちは。えひめダイアリー編集部の本多です。

 愛媛に来ていわゆる「いなか暮らし」を始めて、それまでほとんどなかったのにとても増えたもののひとつにボランティア活動があります。ボランティアと言っても様々ですが、自分も恩恵を被るような共同作業や出合い仕事みたいなものも含めて広く考えるとホントに日常的に存在するなぁと改めて考えたりします。

 ボクの住む伊予市双海町の山あいには翠(みどり)小学校という愛媛県最古の現役木造校舎をもつ全校児童26人の笑顔あふれる小さな学校があります。毎年6月最初の土曜日には「『ほたるの里ふたみ』ほたる祭り」という校区いちばんのイベントで、小学校の児童が各所で大活躍する行事があるのですが、昨年に続き今年もコロナの影響で中止となりました。35年続くイベントです。特徴的なところは、メインイベントのひとつである「提灯行列」が、学校前の川沿いを提灯片手にほたるを鑑賞しながら散歩するというもので、ステージのあるメイン会場の校庭から人がいなくなるというところ。そんな変わったイベントですが、ほたる鑑賞の際にお客さんの服が汚れないようにと、ほたる祭りの数日前に鑑賞コースのガードレールを掃除するというボランティアを毎年学校行事として行っています。これはもはやそれ自体が行事となっていて、その日になると近所の地域の方々も出てきて児童と一緒にガードレールをみがくのです。

しかしそんなガードレールみがきすら昨年は中止。コロナが猛威をふるった昨年から、たくさんあった地域の行事はほぼ全てが中止中止中止。これは全国どこでもそうだと思いますが、人と会い語らうことが楽しい地域での暮らしにおいてまるで翼をもがれたようでした。

当然のように今年のほたる祭りも中止でしたが、今年は、ガードレールみがきは実施されました! コロナ禍なので参加された地域の方々は例年より少なかったけれど、子どもたちと一緒に汗ばむ陽気の下、皆さん楽しそうに、ホントに楽しそうにガードレールをみがいていたのが印象的でした。「やっぱりこうでなきゃ!」とあちこちから聞こえる声に、地域の熱量は下がってない、以前のように楽しく語らえる日が戻ってくることを強く感じたのでした。

掃除のあと学校に戻り、例年ほたる祭りのフィナーレに行う風船飛ばしくらいは児童に経験させたいと学校が準備した風船を、始めて昼間の晴天に飛ばしました。来年こそはほたる祭りを開催していつもみたいに1000人で夜空に風船を飛ばしたいな!

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