北海道富良野市ワーケーション情報サイト「ワーケーションフラノ」

北海道のへそと呼ばれる富良野は雄大な山々に囲まれ、豊かな自然と四季折々の美しさを堪能できます。
雄大な自然が見せる景色、美味しい料理、四季折々のアクティビティなど世界でも有数の観光地です。
そんな憧れの地、富良野ワーケーションの様子を覗いてみませんか?

 

2022年の6月中旬に4泊5日のワーケーションイベント、富良野ワーケーションチャレンジ2022を開催しました。
今回はこちらのイベントの様子や参加者の声をご紹介します。

開催概要

通常ワーケーションを行う場合は個々で富良野市を訪れ、Work(仕事)とVacation(休暇を含むその土地ならではの体験)を行っていただきます。
しかし今回のイベントでは富良野市のさらなるワーケーション事業推進のため、参加者から今後の富良野市のワーケーションの方向性を見出す目的で、様々な企業・団体・個人から参加を募り、集団で決められた期間内でのワーケーションを体験いただきました。
参加者は公式に用意した3つのコンテンツと地域住民との交流会の中から参加したいものを選び事前申込制で参加、イベント最終日には振り返りミーティングと題して参加者がグループワークを行い、富良野市の今後のワーケーションのあり方を議論しました。

コンテンツ(以下4項目)
1、コミュニケーション力向上ワークショップ(ふらの演劇工房)
2、「北の国から」五郎の生き方を学ぶ(ふらの観光協会)
3、環境教育プログラム(富良野自然塾)
4、地域住民との交流会(食事会)
参加者:37名(関東圏・道内にお住まいの会社員・団体職員※視察含む)
場所:富良野市、中富良野町各所
日時:2022年6月22日(水)〜26日(日)
主催:富良野ワーケーションチャレンジ2022実行委員会(一般社団法人 MEGURU内)
協力:富良野市、中富良野町

<スケジュール>
・6月22日(水)
14:30-15:00 参加者オリエンテーション
15:00-17:00 コミュニケーション力向上ワークショップ
19:00-     交流会@Bar & Dining Ajito

・6月23日(木)
10:00-12:00 「北の国から」五郎の生き方を学ぶ
15:00-17:00 環境教育プログラム
19:00-     交流会@グリル&農家レストラン やぎカフェ(中富良野町)

・6月24日(金)
10:00-12:00 環境教育プログラム 富良野自然塾 ※雨天のため中止
15:00-17:00 「北の国から」五郎の生き方を学ぶ ふらの観光協会 ※雨天のため中止
19:00-     交流会@居酒屋 ふきのとう

・6月25日(土)
9:00-15:00 中富良野町を巡るナカフライフツアー ※イベント非公式
17:00-19:00 参加者振り返りミーティング
19:00-   交流会@KITCHEN EVELSA

 

コンテンツの様子

■参加者オリエンテーション 6月22日(水) 14:30-15:00

初対面の方が多く、初めは堅い様子だった参加者のみなさんでしたが、参加者とスタッフがひとつの円になって座り、一人ずつ簡単に自己紹介を行うと、多少心がほぐれた様です。

■コミュニケーション力向上ワークショップ 6月22日(水) 15:00-17:00

シアターゲームという俳優のスキルアップに使われる遊びを通じて、チームビルディングやクリエイティビティを養うコンテンツです。
いつも一緒に仕事をしている仲間同士で、はたまた異業種の初対面同士で2人1組のチームを組んだり10名弱のグループを作ってゲームを行いました。
ただの遊びで終わるのではなく、難しかった点やなぜうまくできないのかを共有し合い、もう一度遊びに取り組むというワークを通して、コミュニケーションとは何なのか?を感覚的にかつロジカルに身につけていきました。

参加者の声:
・身体を使った新しい視点のワークショップで面白かったです!
・学びを得ていく工夫が散りばめられていて、とても取り組みやすかった。
・企業研修に取り入れたい。
・いろいろな企業の方々と楽しく交流ができた。

■「北の国から」五郎の生き方を学ぶ 6月23日(木) 15:00-17:00

ドラマ「北の国から」の舞台となった富良野市麓郷(ろくごう)地区で、「北の国から」を愛してやまないガイドとともに、主人公 五郎が住んだ家を巡ります。
五郎がどう地域と関わり生きたのか?物質的に豊かとは言えない暮らしの中で得た本当の豊かさとはなんだったのか?
自分の暮らしに置き換えて、豊かさを再考する機会となったはずです。
ドラマファンの方も多く参加されており、マニアックなエピソードに盛り上がっていました。

参加者の声:
・「北の国から」を知らない自分でも楽しめる体験やエピソードトークがあった。
・「北の国から」をあまり知らなかったが、五郎の生き方を追体験することにより、いかにして自然と共に生きてきたかを学ぶことが出来ました。
・ドラマの主人公である五郎が、その子供たちに何を遺したいと思ったのか、しみじみと感じることができた。
・五郎の生き方はSDGsの取り組みを40年前から考え実行していた先駆者であると思う。SDGs教育は五郎から学ぶのが1番。

■環境教育プログラム 6月23日(木) 10:00-12:00

地球の歴史と今をより身近に捉え、これから何をしていくのか、今自分が生きている地球をより自分事として考える工夫が詰まったコンテンツです。
地球46億年の歴史を460mの道になぞらえて辿ったり、裸足と目隠しで五感をフルに使って今ある自然を感じたり、最後にはグループで数十年後の森につながる植樹を行いました。終わりに近づくにつれて、みなさんがインストラクターのお話に聞き入っていたのがとても印象的でした。

参加者の声:
・人間の傲慢さや限りある資源を持続可能にしていくために一人一人の意識と行動が大切であることを学んだ。
・地球環境について再度考えるきっかけになった。
・植樹など普段できない体験ができて良かった。
・自然を五感で感じられた。
・企業研修に取り入れたい。
・ファシリテーションが絶妙で話に引き込まれ、内容に共感できた。
・シナリオとインストラクションが面白かった。
・クリエイティブの完成度が高く素敵だった。

■参加者振り返りミーティング 6月25日(土) 17:00-19:00

「富良野市のワーケーションをどう発展させていくか」について、参加者が4,5人のグループに分かれてワークを行い、最後は富良野市長をはじめとした市職員に向けプレゼンを行いました。
最後にこのイベントの様子をまとめた動画が流れると、みなさん4日間の出来事を思い出し、少し感傷的になっている様に見えました。

 

イベントを終えて

今回のイベントを通して改めて「富良野ワーケーションの課題」がより鮮明になりました。
最後の振り返りワークでは参加者の方から大小さまざまな意見を頂きました。そして改めて数ある地域の中から「あえて富良野を選ぶ理由」をいかに明確に示せるかが大切だと感じました。
頂いたご要望を少しずつ改善しながら、既に来られたことのある方はもちろん、これからワーケーションを検討されている方にも「富良野だからいきたい」と思って頂けるような環境作りをおこなっていきたいと思います。

 

最後に

憧れの地、富良野でのワーケーションに興味をもっていただけたでしょうか?

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