藤崎町は津軽平野の中央に位置し、りんごや米を中心とした農業が盛んなまち。

りんご「ふじ」発祥の地としても知られています。

現在町内では3名の地域おこし協力隊が活動するほか、地域活性化起業人や移住定住コーディネーターとの連携などにより、その土地で暮らす人や生活が主役となる「暮らし観光」の推進や、地元農家らによる特産品の開発が活発に行われているところです。

また、大東建託が毎年実施している「街の幸福度 自治体ランキング<東北版>」では、2021年・2022年と2年連続で1位に選ばれるなど、住民の幸福度も非常に高くなっています。

しかしながら一方で、様々な地域活動や特産品、さらに町自体の知名度・認知度は、ともにまだまだ低いのが実情となっており、これを自立させていくことが課題となっています。
そのため、今後はこれまで以上に誘客の取組やプロモーション活動などが必要となっていくと考えられています。

そうした取組や活動を促進していくために、わたしたち地域住民とともに考え、一緒に魅力あるまちづくりや発信をしてくれる仲間を探しています!

暮らし観光で”目的地となる町へ”!

平地が広がり、災害も比較的少ないことに加え、青森市や弘前市、五所川原市など中心市街地へ行きやすいという利便性も兼ね備えた藤崎町ですが、一方で名所旧跡や一大温泉地など観光名所がありません。

したがって藤崎町は、周辺市街地の移動の間に通り過ぎてしまうまちとなっているのが実情。

しかしながら、私たちは「まだまだまちを面白くできる余白はある!」と考えており、そのために新たに取り組みはじめているのが地域の暮らしを楽しむ「暮らし観光」の仕組みづくりです。

また、もう一つの取り組みとして、食と観光の拠点施設「ふじさき食彩テラス」をマーケティングの舞台にして、地元農家や事業者による「ふじさき産品」(特産加工商品)の開発・販売をはじめています。

“ふじさき食彩テラスに行けば、藤崎ならではの面白いものや美味しいものがある”というワクワクを消費者に提供し、“通り過ぎるまち”から“目的地となるまち”にしていくために、現在の協力隊員の活躍をさらに加速し、みんなで発展させていくためにプレーヤーリーダーやプロデュース役になってくれる方を募集することにしました。

りんご園地で様々な遊びをつくっている住民団体「ふじさきAPPLEミアミューズメント」によるりんごのお花見会。りんごの花に囲まれながら手作りアップルパイなどを提供。

りんご園地で様々な遊びをつくっている住民団体「ふじさきAPPLEミアミューズメント」によるりんごのお花見会。りんごの花に囲まれながら手作りアップルパイなどを提供。

藤崎町の農家や事業者が地元農産物を使って付加価値を加えて開発した「ふじさき産品」。毎年様々な新商品が開発されています。

藤崎町の農家や事業者が地元農産物を使って付加価値を加えて開発した「ふじさき産品」。毎年様々な新商品が開発されています。