【和歌山県 高野町】体験できます/創業1201年!“御守”や“御札”などの活版印刷を手がける会社での仕事体験。By わかやまキャリアチェンジ応援プロジェクト|2023-01-16T16:59:35+09:002023.01.14|Tags: 体験型コンテンツ, 移住, 就業, 伝統|和歌山県が、2018年4月から企画している起業・就農、就労の体験プログラムが 「わかやま しごと・暮らし体験」です。利用者が希望する事業者のもとで「しごと」を体験しながら、周辺地域の先輩移住者や地域住民の方との交流を通じて「くらし」の体験を行い、移住後の生活をイメージすることができます。体験費は無料です。その“体験先”をご紹介します。経久印刷住所:和歌山県伊都郡高野町高野山727 事業内容:お寺で使用・販売する御守御札などの活版印刷 高野町は日本仏教における聖地「高野山」を中心とする町で、貴重な文化財・建造物・名所が数多く存在しています。2004年には「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産に登録され、日本のみならず世界中から多くの観光客が訪れている土地です。経久印刷は建仁元年創業(1201年)、800年続く印刷屋です。主にお寺で使用・販売する御守、御札や経本、帳面、白袋、封筒などの印刷・加工を行っています。現在では活版印刷を利用した和紙の名刺なども手掛けています。高野山における印刷の歴史は長く、古くからから木版による仏画や伝記絵巻の印刷が行われてきました。現在の社長は17代目。印刷の歴史を紹介した書籍の中にも経久印刷は登場し「日本史に残る日本最古の民間印刷業」と紹介されるほどの歴史を重ねています。今回体験できる内容“活版印刷は古くからある印刷技術で「活字」と呼ばれる鉛で出来た文字を一文字ずつ拾い、組み合わせた版を作り、それに塗料を塗って印刷する手法です。銅版、樹脂版などの印刷も含めて活版刷りとも言われます。一般的には印刷技術の発達や、組版技術を持った職人の高齢化により、需要が減っているとの話も聞きますが「高野山」では話が異なります。多くの寺に囲まれているため、催事に伴う御守、御札や経本などの印刷依頼が多く、特に9月~2月(節分)までは印刷機をフル稼働しています。今回の体験では、実際の仕事に合わせて印刷の仕事をお手伝いしていただきます。伝統を守り続ける仕事の魅力を聞いてみましょう。移住のきっかけ経久印刷で働く竹本淳吾さんは、結婚を機に奥さんの実家である高野山に移住しました。現在は十八代目になるべく経久印刷の印刷部門の中心として従事しています。高野山に移住して一番感じたのは「人との繋がりが非常に深いこと」だそうです。当たり前のことではありますが、近所の人たちと毎日の挨拶や、道すがらに出会う人との交流など、高野山は都会では薄れつつあるコミュニケーションが色濃く残る場所です。経久印刷での仕事体験を通して、歴史のある町で暮らし、しごとをする魅力を考える機会にしてください。補足事項宿 泊 場 所 :近隣宿泊施設>>お申込みはコチラ<<FacebookTwitterPinterest電子メール