みなさんこんにちは!埼玉から北海道に移住した登山女子です。
2月に入り本格的な冬もそろそろ終わりかな?と春の訪れにワクワクしている今日この頃です。
さて、登山女子と名乗っておきながら雪が降ってからは登山をしていなかった私でしたが、先日やっと山に行ってきました!!
と言っても今回は雪山登山ではなく、日本百名山十勝岳の麓の森をスノーシューハイキング!
十勝岳の麓からスタート
みなさん、十勝岳の麓にある白銀荘という温泉宿をご存じでしょうか?北海道のサウナの聖地と言われているので、もしかしたらサウナ好きの方なら知っている人もいるかもしれません。
白銀荘は大自然に抱かれているような感覚になれる、とても開放的な露天風呂がある温泉宿です。日帰り入浴も楽しむことができますよ。
今回のスノーシューハイキングはこの白銀荘からスタートし、十勝岳の麓の森を散策して3時間程度でスタート地点まで戻ってくるコースを歩きました。
まるでおとぎの国!?な森をハイキング
この日の気温は約-17度、凍てつくような寒さです。手袋やバラクラバ(目出し帽みたいなもの)でしっかり防寒をしていざ出発!
白銀荘から望岳台(周辺の山や富良野盆地を一望できる場所)方面へと向かいました。あたりは雪に覆われ、トレースがないところは普通の靴だと膝まで埋まってしまいます。でもスノーシューを履けば大丈夫。浮力が出るので沈まずに歩くことができるんです。
この日は先行者がいたのか、はたまた前日に雪が降らなかったのか、トレースがしっかりあったので快適に歩くことができました。
北海道で初めてのスノーシューハイキングだったのでなんとなく不安を感じ最初は下ばかり向いていましたが、ふと上を見上げてみると何やらものすごく大きな木があるではないか。20mはゆうに超えている大きなマツのような木でした。
なんという木なのかは正直わからなかったのですが、エゾマツトだかトドマツかの分類の木らしいです。木の枝に雪がついていてなんだかおとぎの国に迷い込んだかのようで、ワクワクしました。
帰り道は、行きに通ったトレースがしっかりついた道ではなく誰も通ってなさそうな道を歩いてみました。雪がふわふわしていてとても歩きにくかったのですが、なんだか冒険心をくすぐられて楽しかったです。
最後に
久しぶりに自然にふれて初心を思い出した気がします。
昨年#4 〜北海道の登山は大変って本当?〜の記事の中で
「なぜ山を登るのか?」とよく聞かれますが、私もいつも「私はなぜ山を登っているのだろうか?」と考えながら山を登っています。
そう、まだ答えは出ていないのです。
と言っていましたが、最近答えが分かったかもしれません。
今「なぜ山を登るのか?」と聞かれたら、「山にはロマンがあるから」と答えると思います。
なんとも心惹かれる絶景、人気のない雪山のキーンと張り詰めた空気感、山と山をつなぐ稜線の美しさ、真夜中の森の静けさ、衣食住を全て背負って旅するテント泊の冒険感、これらは全て自分の足で歩いてみなければ感じることはできません。
私はここにロマンを感じるんです。
今の時点での答えはこれかなぁと思います。もしこの記事を読んでいる方の中で登山好きな人がいたら、ぜひ「私はなぜ山を登るのか?」を考えてみてくださいね。意外な自分の思いが見つかるかも、、?
登山女子の本音シリーズでは、これからも富良野・北海道の暮らしのリアルをお伝えしていきますので応援していただけると嬉しいです!
埼玉から北海道に移住した、登山女子の本音。シリーズ
#6 〜富良野は北海道観光の拠点にベスト!車で稚内と知床を堪能してきました〜
#8 〜移住して半年経ったけど実際どうなの!?リアルな北海道ライフ 前編〜
#8 〜移住して半年経ったけど実際どうなの!?リアルな北海道ライフ 後編〜
#9 〜1日中気温がマイナス!真冬の富良野、どうやって暮らしているの?〜
#10 〜ただ寒いだけじゃない!冬の富良野を100%楽しむ方法を教えます!〜