埼玉から北海道へ移住した、登山女子の本音。＃1 〜はるばる来たぜ、富良野へ〜 | Nativ.media

皆さま初めまして！

埼玉県からはるばるやって参りました、24歳の登山好き女子です。はるばるといえば「函館」を連想してしまうかもしれませんが、違います。わたしの場合は『はるばるきたぜ〜富良野へ』です。

ちょっぴり変な冒頭になってしまいましたが、要するに富良野に移住しました。わたしの趣味は山登りです。好きな山は八ヶ岳、北アルプス燕岳。山好きからすると、北海道の山は雄大で綺麗なんだけど、ヒグマが恐ろしいというイメージでした。そのイメージは本当なのか？移住して2週間たったので、富良野について移住者目線でお話ししようと思います。

【素敵な人柄】

まず富良野、いや北海道に来てみて思ったことは「人が温かい」ということです。空港の飲食店の方、富良野市内の方々の対応、その節々から温かさを感じています。わたしは埼玉県の田舎町で育ったのですが、感覚的に移住者への抵抗感があるように感じていました。北海道はもともと移住者が多いのも理由の一つなのかな、と思いますが「よそ者を排除しない風潮」というのは移住者からすると嬉しいばかりです。

【雄大な自然】

北海道の雄大な自然にも毎日圧倒されています。富良野岳、芦別岳などを街中から毎日見ることができるのは、山好きからすると本当に幸せです。まだ山には登れていないのですが、心配していたヒグマもいるにはいるけど、遭遇することはあまりないみたいなので一安心。ひとつ、不思議な光景だな〜と思ったのが、富良野市街地からスキー場が見えることです。わたしのイメージだと、スキー場は山奥にあって、ギュインギュイン曲がりくねった道を運転し、一番近い市街地からもゲレンデまでは見えないものだと思っていました。富良野では、スキー場まで車で10分（しかも山道ではない）、頑張れば歩けそう、市街地からリフトが見えるなど本当に驚きです。寒さと雪道運転が怖いですが、早く冬にならないかな〜と思っています。

【ギュギュッとコンパクトな街】

富良野に来て驚いたのが、車がなくても生活は出来るということです。わたしの地元は車がないと日常生活も大変なので富良野も同じなのかな、と思っていました。車は持たずに引っ越して来たのですが、一人暮らしに必要なものは全て徒歩で揃えることが出来ました。他にも、徒歩圏内に病院、駅、市役所、警察署があったり、コンパクトにまとまっているなぁと思いました。普段の生活でも、スーパーやドラッグストアが近くにあるので暮らしやすいですね。

【美味しいご飯】

富良野へ来て2週間ほどですが、何件かのお店にご飯を食べに行きました。お寿司、しゃぶしゃぶ、ラーメン、オムカレー、ピザなど色々と食べましたが、どれも美味しい！本当に！クオリティーがすこぶる高いんです。スーパーで売っている野菜が新鮮で美味しいのも嬉しい！5月に来たので特にアスパラの瑞々しさに驚きました。関東で食べていたものとは絶対的に何かが違うんだよなぁと思います。やっぱり普段口にするものが美味しいって、生きていく上で重要だなと感じました。

【意外と関東から近い】

意外と関東圏から近いんですよね富良野。羽田→旭川が飛んでいるので、旭川までのアクセスも容易だし、旭川から富良野までもバスで1時間くらいなのでそこまで不便ではないんです。わたしが引っ越した時は11時台の飛行機に乗って、15時半には富良野駅に着きました。割と近い！ただ、海を越えているので、何かあった時すぐに帰れる距離ではないんですけどね。帰ろうと思えば数時間で実家に帰れるのは、移住の際にはメリットですよね。