和歌山県が、2018年4月から企画している起業・就農、就労の体験プログラムが

「わかやま しごと・暮らし体験」です。

利用者が希望する事業者のもとで「しごと」を体験しながら、

周辺地域の先輩移住者や地域住民の方との交流を通じて「くらし」の体験を行い、

移住後の生活をイメージすることができます。体験費は無料です。その“体験先”をご紹介します。

ビーチハウス・ラパン

住所:和歌山県東牟婁郡串本町鬮野川1597
事業内容:海の家、カフェ

 

本州最南端、和歌山県串本町の海の家。7~8月、海水浴が楽しめるシーズンは海の家としてオープンし、その二か月間を除く4~10月はカフェを運営しています。

海の家では、シーカヤックなどのアクティビティや飲食業を行い、観光に来たお客さんのお手伝いをしています。オーナーである青木寛さんこだわりの、ご自身がとってきたイカを一杯まるごと盛り付けた海鮮ラーメンのインパクトは圧巻です。

今回体験できる内容

ビーチアクティビティや飲食など、海の家のお仕事全般を体験できます。ただ料理を運んで渡すだけではなく、お客さんの表情やしぐさなどを見て時には声をかけてみるなど、自分から動くことが大事だと青木さんは言います。

観光客の方の思い出に残り、また来たいと思ってもらえるよう心掛けながら仕事をする。そうすることで、体験者自身にとっても心にのこる経験になるかもしれません。

移住のきっかけ

茨城県出身。東京の会社に勤めていたころ、フィリピンのカオハガン島へ行ったことをきっかけに会社を退職。

ご縁があり、島のホテルでマネージャーをしながら5年ほど暮らしました。和歌山県に移住したのは40歳のころ。串本町のキャンプ場で住み込みで働き、定置網漁の会社で仕事をしたのち、3年ほど前から海の家を始めました。

何でもそろう豊かな暮らしの一方で、夜も眠らない都会のまち。自分の生活の何かをリセットする一つの場所として使ってもらえたら、と青木さんは話します。ビーチハウス・ラパンでの体験を通して、自分の生活をリセットし、今後の生活を考えてみてはいかがでしょうか?

補足事項

宿 泊 場 所 :南紀くまのいえ
宿泊先場所:和歌山県東牟婁郡串本町中湊458
宿 泊 代 金: 1泊 4,500円〜