日本で唯一の虫の楽園「ムシムシランド」が2023年リニューアルオープン!

約1,000匹のカブトムシを自然に近い環境で観察できる「カブトムシドーム」、カブトムシの王様ヘラクレスオオカブトや世にも奇妙な虫たちに出会える「昆虫館」から成る新ムシムシランドは、虫好きも、これまで虫とあまり縁が無かった人も楽しめる施設です。

・虫との触れ合いを通した子どもの成長に。
・「オオクワガタがカッコ良い!!!」と思っていたあの頃を思い出すために。
・普段は見られない希少な昆虫との触れ合いに。

ぜひ家族や友人と、新しくなった「ムシムシランド」へ大切な思い出を作りにきてください。

今回は市内の幼稚園生など89名の子どもが参加して行われた放虫式の様子(7月14日開催)を中心にお伝えしますので、イメージを膨らませていただければと思います。

※今年のムシムシランド営業日
〇~8月20日(日):カブトムシドーム、昆虫館ともにオープン(水曜定休)
〇8月26日~11月26日:昆虫館のみオープン(土、日、祝日のみ)

ここにも、そこにもカブトムシ!「捕まえた!!見てーーー!!!」『カブトムシドーム』

さぁ、まずは屋外にある「カブトムシドーム」の様子から見ていきましょう!
中に放された約1,000匹のカブトムシ。上に登っていく習性を考慮し、新ドームでは屋根の高さを以前より低く、より観察しやすいよう工夫されました。

 

新カブトムシドーム外観

ムシムシランドのスタッフに触り方、捕まえ方を教えてもらう子どもたち。あちこちから

「キャー!」
「こわーい!」
「触れない…」

といった声が聞こえてきた、その10分後…

「捕まえた!!見てーーー!!!」
「2匹も捕まえた!!」
「うわぁぁぁ!体にくっついてる!!」
「あっちの方がいっぱいいる!!」

もう大興奮の子どもたち。

この超短期間での成長ぶりには、大人の方が驚かされるばかり。引率で来た幼稚園の先生たちも、子どもたちの成長シーンを逃すまいとカメラを構えます。

中には

「なんでカブトムシの長い角を持ったらいけないか知ってる?角を持ったら取れちゃうんだよ」

と自慢のカブトムシ知識を披露してくれる子どもも。未来の虫博士と出会ったようでうれしくなっちゃいますね。

大興奮なのは子どもだけではありません。最初は「怖い…」と言って尻込みしていた子どもたちを前に、ここぞとばかりに率先して出てくるのは大人たち。

「怖くないよ。こうやって持つんだよ!」
「こうやって2匹で戦わせるんだ」
「ほら!飛んだ!あっち!!!」

虫を前に興奮してしまうのは、大人も子どもも同じです。

ちなみにカブトムシドームの一角にあるネットで区切られたエリアは、日本の国蝶「オオムラサキ」ゾーン。
今では国の準絶滅危惧種として登録されているオオムラサキですが、数年前にムシムシランド周辺に生息していることが確認されました。

スタッフの献身的な保護活動により、今回リニューアルしたカブトムシドームの一角でその様子を見ることができます。

囲いの中に入るとスタッフの肩に止まるオオムラサキ。「慣れてるでしょ?(笑)」とスタッフ

ちなみに成虫になったオオムラサキが食べるのは、クヌギやナラの樹液。そう、カブトムシと同じです。カブトムシとオオムラサキは共存できる関係なのだと、ムシムシランドのスタッフが教えてくれました。

みんなの憧れの的ヘラクレスオオカブトから奇蟲(きちゅう)まで『昆虫館』

カブトムシドームのすぐ横に位置するのは「昆虫館」。建物自体がカブトムシの形をしています。

中には虫の標本を始め、本物のクワガタやカブトムシが飼育されており、間近で観察することができます。

ポイント1.カブトムシの王様「ヘラクレスオオカブト」も観察できる!虫展示コーナー

名前は聞いたことあるけど見たことはないという方、多いのではないでしょうか?
カブトムシの王様とも言われる「ヘラクレスオオカブト」。この昆虫館の中にいます!生きています。その立派な角、色、貫禄、王様と呼ばれるのも納得です。

その他にも様々な種類のクワガタやカブトムシが昆虫館の中では飼育されていて、初めて見る虫に「これは何?これは?」と子どもたちの好奇心は止まりません。

他にも蝶々やトンボなど150種類もの世界の虫の標本が展示されており、顕微鏡コーナーでは、標本の虫(一部)を実際に観察することができます。

スタッフ「ハエ見てみる?」
子どもたち「え~ハエやだー」
スタッフ「でもハエってどうなっているか、よく見たことある?触角の形は?足はどんな?体に毛は生えているのかな?」

そういわれると大人でも考えてしまいます。

「そういえば…よく見たことない…」

顕微鏡を覗いて新しい発見が出来た時のワクワク感は、何歳になっても変わりません。

ポイント2.田村市内に生息する虫を集めた新コーナーが登場!

今回の昆虫館リニューアルに伴い、新設された田村市内で見られる昆虫コーナー。

田村市にはカブトムシや蝶々はもちろんですが、清流などがある極めてキレイな自然環境でしか生きられないとされるホタルやゲンゴロウ、オニヤンマ等が生息しています。

この昆虫マップを見たら、次は虫捕り網片手に田村市での昆虫採集に出かけたくなること間違いなしです。

ポイント3.世にも恐ろしい…奇蟲との触れ合いコーナー

昆虫館には、おぞましくもかわいい「奇蟲」が飼育されています。

例えば都会では忌み嫌われることの多い(田村市では冬の寒さのせいか、ほとんど出会うことのない)虫イニシャル「G」ですが、昆虫館にいるのはGの中でも世界最大級の種類。元々はアフリカのマダガスカル島に生息している貴重なGは、世界中でファンが多いそう。

 

【閲覧注意↓】※写真は「一応」モザイク処理してあります

他には巨大なヤスデ「トーゴオオヤスデ」。人見知りのため手に乗せてしばらくは丸まって動きませんが、慣れると徐々に徐々に顔を出し、何百、何千本あるんだという足でモゾモゾ動き出します。その時の手の感触!!!
…クセになります(笑)

 

【閲覧注意↓】※写真は「一応」モザイク処理してあります

スタッフによると、数年前にムシムシランドで行われた「世界三大奇蟲展」では、怖がる人が多いのでは?との当初の心配をよそに、きゃーきゃー言いながらも、満面の笑みで奇蟲を手に記念撮影する女性や子どもたちが続出したそうです。

怖いけど…見たいし触りたいんですよね。人の好奇心は誰にも止められません。

世界三大奇蟲展の様子(写真ご提供:ムシムシランド) 

昆虫食も充実!ぜひ今年の夏はムシムシランドへGO!

昆虫館では「コオロギアイスクリーム」や「おつまみコオロギ」(ピザ味、わさび味、ガーリック味、カレー味)など、未来のスーパーフードとして注目される昆虫食にも挑戦できます。

また歩いていける距離には展望風呂やレストラン、野外BBQ施設を備えた宿泊施設「スカイパレスときわ」があるので、1日を通してのんびり過ごすことができます。運が良ければ雲海や、あぶくま高原の大パノラマもご覧いただけます。

さぁ!今年は色んな意味でドキドキ、ワクワクが止まらないNEWムシムシランドで一生忘れられない思い出を作りませんか??

 

ムシムシランドには虫博士のような施設長や、今年就任したばかりの虫専門地域おこし協力隊を始め、個性豊かな虫LOVEスタッフが揃っています。ぜひ現地を訪れた際には、虫について色々聞いてみてください!

 

ムシムシランド等の施設長 吉田吉徳さんの記事はこちらから↓

 

ムシムシランド

住所:福島県田村市常葉町山根字殿上160
電話:0247-77-4097
営業日:
(カブトムシドーム)2023年は8月20日(日)まで営業。水曜定休。
(昆虫館) 2023年は8月20日(日)まで営業。水曜定休。8月26日(土)~11月26日(日)は土・日・祝日のみ営業。
開園時間:9:30~16:30
詳細・最新情報はこちら(https://mushimushiland.com/)のムシムシランドホームページよりご確認ください。

 

この記事を読んで田村市での生活に興味を持った方、移住を検討している方は、お気軽にたむら移住相談室へご相談ください。

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