和歌山県が、2018年4月から企画している起業・就農、就労の体験プログラムが

「わかやま しごと・暮らし体験」です。

利用者が希望する事業者のもとで「しごと」を体験しながら、

周辺地域の先輩移住者や地域住民の方との交流を通じて「くらし」の体験を行い、

移住後の生活をイメージすることができます。体験費は無料です。その“体験先”をご紹介します。

tomorka(トモーカ)

住所:和歌山県田辺市宝来町21−5
事業内容:セミオーダー靴・革小物の製造販売

 

和歌山県のほぼ中央に位置する田辺市龍神村。十年ほど前から芸術家や作家、職人が多く移り住み、ものづくりの町として注目をされています。

セミオーダー靴や革小物を製作されているtomorka(トモーカ)の川本康平さんもその一人。

元々、兵庫県で活動をしていた川本さんが龍神村に移り住んだのは、2018年の春。ブランドを続けていくなかで、自らのものづくりと、衣食住をもっと密接な関係にしたい考え、住まいの一室を靴や小物を製造するアトリエに改修して、靴づくりに取り組んでいます。

また、2020年から拠点を田辺市の市街地に移し活動の幅を広げています。

今回体験できる内容

小さいころから、壊れた靴を自分で修理するなど、ものづくりの楽しみに触れていた川本さん。

改めて靴づくりに興味を持ったのは、けがをして靴が合わなくなったときにお母さんから言われた「自分で作ったらいいんじゃない?」という一言でした。それをきっかけに靴づくりを仕事にすることを考えた川本さんは、専門学校で靴製作を学び、靴職人としての一歩を踏み出しました。

この体験では、靴づくりの楽しみに触れていただくため、川本さんの仕事をお手伝いしつつ、ご自身で「ベビーシューズ作り」に挑戦していただきます。

仕事のこだわり

おじいさんの実家が田辺市鮎川にあり、小さいころから田辺市に訪れていた川本さん。自然が豊かなところや、流れる空気感に惹かれて移住を考えていたときに、龍神村の空き家と出会い、とても気に入ったため移住を決めました。現在は市街地にアトリエを移しましたが、龍神村の景色には癒やされています。

アトリエを人が集まれる場所にすることにも取組中で、週に3日ほどアトリエを開放してショップを開いたり、ワークショップを行うなど、ものづくりを通して一緒に楽しめる場をつくっていきたいとのこと。

川本さんと靴づくりに携わる3日間は、自然に囲まれた環境を大切にしたい人や、ものづくりを仕事にしたい人におススメです。田辺市の魅力と、靴作りの魅力に触れてみてください。

体験スケジュール

1日目(13:00~17:00)
“1.ごあいさつ、やりたいことや目的の確認  ”
2.tomorkaの仕事の説明/工房案内
・ 靴ができるまでの説明
3.仕事のお手伝い
” ※仕事の状況により変更があります。 ”
4.革小物作り

2日目(13:00~17:00)
1.仕事のお手伝い
※仕事の状況により変更があります。
※知り合いのギャラリーへ訪問などがあるかも知れません。
2.革小物作り
3.最後のまとめ
・体験の感想、質疑応答

補足事項

宿 泊 場 所 :がまのゆ田舎宿川口
宿泊先場所:和歌山県田辺市龍神村小家1013-3
宿 泊 代 金:1泊2食付6,500円~(宿泊日によって変動いたします)
取 消 料宿泊日の2週間前から2日前まで宿泊料金の30%
宿泊日の前日      宿泊料金の 50%
宿泊日の当日・不泊   宿泊料金の100%