和歌山県が、2018年4月から企画している起業・就農、就労の体験プログラムが

「わかやま しごと・暮らし体験」です。

利用者が希望する事業者のもとで「しごと」を体験しながら、

周辺地域の先輩移住者や地域住民の方との交流を通じて「くらし」の体験を行い、

移住後の生活をイメージすることができます。体験費は無料です。その“体験先”をご紹介します。

霧の郷たかはら

住所:和歌山県田辺市中辺路町高原826
事業内容:世界遺産・熊野古道巡りの宿運営

 

熊野古道のある標高約320メートルの山の中腹にたたずむ「霧の郷たかはら」。雲海が漂い幻想的な雰囲気を味わえると別名“天空の宿”と呼ばれて国内だけでなく、海外からも多くの宿泊客が訪れます。

宿のコンセプトは、「自然の力」と「出会いの場」。小さい宿ならではの温かく親身なおもてなしで迎え、オーガニックと地産地消にこだわったサービスを提供しています。

2018年には、「トリップアドバイザー ホテルアワード」旅館部門・国内3位に認定されるほど、宿泊客から評価を得ています。

今回体験できる内容

宿を切り盛りするのは、小竹治安(しのじあん)さん。15歳から24歳まで単身イギリス・スペインに留学、そこで得たスペインの風土・伝統・万物への愛情を惜しげもなく表現するラテン気質が、小竹さんのおもてなしには溢れています。

「人間、好きやねんな」。と話す小竹さんを媒介にして、旅行者、スタッフ、地元住民など、宿に集うさまざまな人が、国や言葉の壁を越えて交流することも、たかはらの魅力です。

この体験では、小竹さんのもとで、キッチンの補助、客室のそうじ、薪割り、などを担当してもらいつつ、小竹さんの宿運営に触れていただきます。

仕事のこだわり

労力と引き換えに無償で食事・宿泊場所を提供する「ウーフ(WWOOF)」の取組を積極的に活用しているのも特徴の一つ。ウーフで宿に滞在する人、(ウーファー)は、外国人を中心に取組開始から2年で120人になりました。

ウーファーとの交流によって「出会いの場」が広がるのはもちろん、ウーファーはSNSでの発信を通じて、宿泊者の増加にもつながりました。

他にも、土嚢を1200個も積み上げて手作りをしたアースバックハウスという小屋や、アーティストにペイントしてもらった扉など、宿には小竹さんのアイデアが満載。仕事を楽しむ姿勢は、今後の働き方のヒントになるはずです。

体験スケジュール

1日目(14:00~20:00)
1.ごあいさつ、やりたいことや目的の確認
2.たかはらの仕事の説明/工房案内
3.宿の仕事のお手伝い
・キッチンの補助/客室のそうじ/薪割りなど
※仕事の状況により変更があります。

2日目(6:00~13:00)
1.宿の仕事のお手伝い
・キッチンの補助/客室のそうじ/薪割りなど
※仕事の状況により変更があります。

3日目(6:00~13:00)
1.宿の仕事のお手伝い
・キッチンの補助/客室のそうじ/薪割りなど
2.最後のまとめ
・体験の感想、質疑応答

補足事項

最少催行人数:1名
宿 泊 場 所 :霧の郷たかはら
宿泊先住所:和歌山県田辺市中辺路町高原826

体験経費

参加費:無料
宿泊費:5,000円/泊まで補助あり
※初回の体験のみ適用
食費:実費負担
交通費(自宅~集合場所):実費負担

体験者の声

高原に住む人たちの人柄や、実際の環境を目の当たりにし、魅力を感じることができました。また、
山上の地方での体験でしたので、親切なご高齢の方が多く住まわれていて、人柄の良さを感じました。
インターネットなどで知る情報ではなく、現地で実際に人と触れ合い空気を感じることで、様々なことを学ぶことができました。(20代・兵庫県在住)
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皆さんとても温かく迎えて下さりさらに現地の方や家まで紹介してくださいました。なによりも皆さんが生き生きとされている姿がとても素敵でした。
小竹ご夫妻をはじめ他のスタッフの方にもご丁寧にご指導して頂き感謝しております。
オーナーさんは夕食をグループごとに、外国の方には食べ方なども丁寧に説明していました。
ギターの演奏まで♪ホスピタリティー溢れるお方でした。
日も落ちて真っ暗闇の中フキノトウを取りに行ったのが楽しかったです。
料理担当の76歳の方が山菜の達人らしいのでまた色々と学びたいなと思いました。
「そうそうこういうことがしたい」という田舎暮らしのヴィジョンが見えてきました。
とても素敵な体験ありがとうございました。(40代・東京都在住)
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