福島県田村市は、市の面積の7割が森に覆われるとても自然豊かな地域です。山間地に位置し、まちの随所に広がる小さな山や林が、市を特徴づける豊富な森林資源を提供しています。そんな自然を活用した『林業』はこの田村市の大きな産業のひとつになっています。

田村市では、「移住後に林業を始めてみたい」という方に対して、木こりとしての働き方や仕事内容を詳しく紹介し、林業への第一歩を踏み出すサポートに力を入れています。さらに、山や木を活かした様々な事業を展開し、新しい価値を生み出す人材を見つけ出し、自然を活かした地域産業の発展に貢献しています。魅力を引き出す取り組みも積極的に行っています。

そこで、田村市では、林業活性化プロジェクトの企画運営業務を担当してくれる​​地域おこし協力隊を大募集!
田村市の自然を最大限に活かし、新しい魅力を創り出し、美しく安全な森林を次の世代へ継承するための重要なミッションに参加してみませんか?

人と人とを結んで、自然を守る!企画のチカラで一次産業を共に盛り上げましょう!

今回、地域おこし協力隊としてお願いしたい業務は​​【林業活性化プロジェクト】です。田村市は市全体の面積に占める山林の割合が多い地域であり、昔から林業が盛んな地域です。そんな「林業」は移住後の仕事の選択肢のひとつです。

このプロジェクトの目的は、移住促進の一環として就林人材を確保し、情報発信やイベントの開催などを通して田村市の林業や山に携わる方を増やすことです。

<<取り組んでほしい業務>>
・林業に関するイベント等の企画運営
・移住後に就林するための相談対応
・林業体験ツアーの企画準備と現地アテンド
・希望者と市内業者とのマッチング支援
・地域情報の発信 など

その他にも、山の中での自然教育や環境教育、山林を活用した事業を考えている方のサポートも業務に含まれます。将来的に自分でそのような事業を始めたいと考えている方も大歓迎です!田村市の山の魅力を存分に活用し、新たな価値を創造してください。

募集詳細・要項については、地域おこし協力隊採用ページをご確認ください。
https://tamura-iju.com/chiikiokoshi_shinko

 

難しいからこそ、感じるやりがい。人生の分岐点にも関わる仕事

今回は、田村市地域おこし協力隊として【林業活性化プロジェクト】に取り組んでいる、岡嵜大治郎さんにインタビューし、地域おこし協力隊の生活についてお話を伺いました。

◎岡嵜 大治郎さん(田村市地域おこし協力隊 2年目)
神奈川県出身。大学卒業後に都内で就職したが、偶然見つけた地域おこし協力隊に関するオンラインイベントへ参加したことをきっかけに、2022年4月に就任。

 

──1日のスケジュールを教えてください。

午前中はイベントの準備や制作物の作成、イベントゲストとの打ち合わせが多いですね。午後は林業事務所回り、移住相談やイベントの準備、記事作成業務で終業。この他に、ツアーやオンラインイベントが随時入ります。基本的にデスクワークが中心です。

──この事業のやりがいはどんなことですか?

就林人口を増やすということが圧倒的に難しいというところです。お客様の移住人生の分岐点に関わる仕事であり、正解がありません。寄り添うことはできますが、最終的に決めるのはご本人様なのです。一般的な企業ではなかなかできない経験だと思います。また、林業従事者と関係性を築き、間接的に林業や自然保護に関われるのも魅力のひとつです。

──実際に田村市で暮らしてみた感想を聞かせてください。

都会と田舎のハイブリットというような場所なので、生活するのには困りません。冬に関しては、都会と比べると雪は多い方だと思います。お試し移住などもあるので、事前に個別にその土地の気候を知っておいた方が良いでしょう。また、自然を相手にすることが多いので、虫や野生動物との遭遇も多いですね。

──田村市地域おこし協力隊の魅力とは?

前向きで熱意を持っているメンバーに囲まれて仕事ができるのはすごくいい環境だと思います。職場のまちづくり法人Switch(地域おこし協力隊受託事業者)では皆が自らの意思でチャレンジできる「機会」「フィールド」を目標としていて、チームの課題に向き合ってみんなで前へ進もうとする気風があります。

──いま感じている課題はなんですか?

林業従事者が少ないことです。林業は山の面積に対する人材数のバランスが取れていません。林業企業の人手不足を解決し、山に関わる人を一人でも増やしたいと思っています。そのため、田村市の林業が盛り上がってることをSNSなどで発信し、「田村市の林業」を認識してもらうことも使命だと考えています。

 

林業の知識0でもOK!熱意あるメンバーが、あなたのことを待っています!

“ものづくり”が好きで、田村市に“ものづくり”で貢献したいと考えている岡嵜さん。田村市地域おこし協力隊になり林業と関わる機会を持ったことで、「木材の魅力」や「材質としての新鮮さ」に気付いたという彼に、応募者へのメッセージをいただきました。

「決断したり実行するのは自分自身です。この業務にはやるべきことがたくさんあるので、中にはやりたいことではないこともあるかもしれませんが、最終的な方向性さえ合っていればやっていけると思います。山や林業に関わることで、間接的に地球温暖化やエコなどの自然保護にもつながります。林業の知識がなくても、大丈夫です。林業や自然、環境保全などに興味があり、柔軟に対応できる人からのご応募をお待ちしています」

 

少しでも気になった方は、カジュアル(応募前)面談しませんか?
以下のリンクのお問い合わせより、興味のあるプロジェクト名とカジュアル面談の希望日を教えてください。

https://tamura-iju.com/chiikiokoshi_shinko

あなたに会えることを、私たち一同、楽しみにしております!

 

たむら移住相談室

Web:https://tamura-ijyu.jp/
電話:050-5526-4583
メール:contact@tamura-ijyu.jp
※たむら移住相談室は株式会社ジェイアール東日本企画と(一社)Switchが共同で運営しております。