福島県中央のやや東に位置する、自然豊かな田村市。「ちょうどいい田舎」として魅力的な地域ですが、農業・林業の担い手不足、若年層の流出、空き家の増加といった課題を抱えています。
そんな田村市内で地域活性化に取り組んでいるのが、田村市地域おこし協力隊です。田村市地域おこし協力隊の受託団体である一般社団法人Switchでは、「選択肢を広げ成長する地域の実現」を目指し、空き家活用、地域プレーヤーの育成、新たな生業創出など、地域資源の活用と活躍できるフィールドづくりに取り組んでいます。

田村市では現在、​​空き家の掘り起こし・マッチング・活用に積極的な「地域おこし協力隊」を募集しています。
田村市には、移住やスタートアップに対する支援制度なども充実しています。あなたのチャレンジを応援してくれる人たちが揃っている田村市で、​​地域おこし協力隊として活躍してみませんか?

 

空き家0(ゼロ)を目指す!所有者と利用希望者をつなげるマッチング業務

今回紹介するのは、地域おこし協力隊として募集している業務のひとつである「空き家・住居問題解決プロジェクト」​​です。震災の避難生活で県外に出たために発生した空き家や、ご高齢の方が施設に入ったため空き家になった家などが多い田村市。そんな空き家に関する相談に対応し、空き家0(ゼロ)を目指す取り組みをしています。

<<取り組んでほしい業務>>
・空き家バンクなどに登録するための物件調査(写真撮影や現地調査)
・空き家所有者と利活用者のマッチング
・空き家に関する情報発信
・活用施策の考案・実施 など

それ以外にも、空き家を活用した新しいアイデアも大募集!
実際にSwitchでは、空き家をリノベーションした一棟貸しゲストハウス「万屋今年田」を運営中です。ゲストハウスや、店舗活用、チャレンジショップ、コミュニティカフェ……空き家活用の可能性は無限大!あなたのアイデアで田村市を盛り上げてください♪

募集詳細・要項については、地域おこし協力隊採用ページをご確認ください。
https://tamura-iju.com/chiikiokoshi_shinko

 

チームみんなで助け合う。だから全力で挑戦できる!

今回は、田村市地域おこし協力隊として【空き家・住居問題解決プロジェクト】に取り組んでいる、佐々木馨さんにインタビューし、地域おこし協力隊の生活についてお話を伺いました。

◎佐々木馨さん(田村市地域おこし協力隊 2年目)
岩手県出身。宮城県仙台市内の進学塾で教室長を務めていたが働きづめの生活を見直し、2022年に田村市へ移住。地域おこし協力隊として、空き家・住居問題解決プロジェクトを担当。

 

──1日のスケジュールを教えてください。
午前中はミーティングをして、空き家の問い合わせなどに対応します。その後、お昼休憩を挟んでから、空き家の現場を訪問して1〜2時間ほど写真撮影や現場調査、その後事務所に帰ってから報告書を仕上げます。

──どんな時にやりがいを感じますか?
依頼者の「ありがとう」を直でもらえることですね。空き家の所有者である高齢者の方と現地でコミュニケーションを取ることが多いのです。自分が心を開いて接すると、相手も心を開いてくれるというのを実感できます。地域の人との関係づくりが好きな方は向いていると思います。

─実際に田村市で暮らしてみた感想を聞かせてください。
自然が身近にあること、野菜などの差し入れをしてくれる近所の方や職場メンバーの気さくな人柄、地域をよくするための熱い思いや、やりたいことを応援してくれる気風がとても魅力的だと感じました。アウトドアライフも満喫しています。ペットものびのび暮らしていますね。

──田村市地域おこし協力隊の魅力とは?
やりたいからやらせてもらっている、と感じられるところです。全国的に役所に直接雇われている協力隊が多いといますが、何も教えてくれずに業務を丸投げされたりするという話も聞きました。Switchにはそれがありません。田村市の地域おこし協力隊は、足りないことを補ったり助けてくれる人が多いんです。チーム一丸となって地域おこしができるところが最大の魅力だと思います。

──いま感じている課題はなんですか?
市内にはまだ600~700軒以上の空き家があるといわれていますが、それに対応する人手が足りません。もっとたくさんの方のお悩みに答えていき、少しでも空き家を減らしていきたいですね。

 

大切なのは『チャレンジしたい』という、その気持ち!

空き家対策業務のほかに、親子が外で自由に遊べる場を作る「もりのび」という活動も行っている佐々木さん。都会ではできない遊びを通した学びを確立するという新たな目標を持って活躍している彼に、応募者へのメッセージをいただきました。

「空き家や不動産に関わったことがなくても、『やってみたい!』という気持ちが不安や心配を超えるならやるべきだと思います。地域のために何かをしたいという強い思いや信念があれば大丈夫。ただし、この仕事は0から1を作っていくことが多いため、自ら進んで行動することがポイントとなってきます。卒隊する三年後を描けるかどうかも大切ですね」

 

少しでも気になった方は、カジュアル(応募前)面談しませんか?
以下のリンクのお問い合わせより、興味のあるプロジェクト名とカジュアル面談の希望日を教えてください。
https://tamura-iju.com/chiikiokoshi_shinko

あなたに会えることを、私たち一同、楽しみにしています!

 

たむら移住相談室

Web:https://tamura-ijyu.jp/
電話:050-5526-4583
メール:contact@tamura-ijyu.jp
※たむら移住相談室は株式会社ジェイアール東日本企画と(一社)Switchが共同で運営しております。