気が付けば2022年もあと幾日。あっという間に駆け抜けていった1年は「SETOUCHI+」の取材であちこちへ飛び回った刺激的な1年でもありました。今回は2022年の総括とも言うべく、「SETOUCHI+」のエディター自ら惚れ込んだ、おすすめアイテムの一部をピックアップ。仕事は年末進行だし、大掃除もあるし、帰省もある。それぞれの予定で忙しい中、ゆるっと読んでいただければ幸いです。広島生まれ、広島育ち、瀬戸内はいつも身近。私的な好きやこだわり、つまり、偏愛、本気のいいもの、綴ります。

大学院在学中より、広島県内某局のラジオパーソナリティーを務めたのち、フリーの編集者・ライターとして独立。以後、広島を拠点に雑誌やムック本、新聞、WEBなどで企画制作・取材・ライティングを手掛けるなど幅広いジャンルで活動中。「SETOUCHI+」では、読み物文章担当。海と本と音楽が好き。小学生男児2人の母。

 

#1 コサクウの人生最高ジャム

尾道市向島に工房を持つ「季節のジャムと日々のおやつ『cosakuü(コサクウ)』」さんのジャムに出合ってから、朝ごはんが待ち遠しくなりました。家族のご飯はつくるけれど、いざ自分用にとなると、立ったまま子どもの食べ残しを口に入れるだけ。それほど毎日が慌ただしく、座ってご飯を食べる時間さえもったいない。不健康極まりないのは理解していましたが、自分が自分につくるご飯って、味がわかっているからこそ味気なく感じることも。

そんな食生活を見事に変えてくれたのが「コサクウ」さんのジャム。世の中に「こんなに美味しいジャムが存在したのか!!しかも瀬戸内で!そして広島で」と、心の中で叫んだことは、まだまだ記憶に新しい出来事です。季節毎の果実や野菜を、ギュッとまるごと詰め込んだジャムは、瀬戸内のおいしいがスパーク。まるで果物そのままを食べているような食感と味で、スーパーで買ういつものパンが100倍おいしくなるのです。

お気に入りのパン屋さんのパンがあれば、尚更良し。「コサクウ」のジャムを食べたいがゆえに、早起きできる。忙しくてもパンに塗るだけ。まるごとフルーツを頂いてる気分。つまり、私史上、人生最高ジャムなのです。

>>コサクウのジャムを見る

 

#2 それどこの?って必ず聞かれるSILVERのバッグ

「SETOUCHI+」には粋なファッションアイテムも揃っています。なかでも、尾道市にファクトリーを置く「SILVER」のバッグは、週5、いや週7、つまり毎日活躍中の手放せないアイテムになっています。実は、個人的に4つの型をリアルバイ。買いすぎじゃないかと突っ込まれても仕方がありませんが、好きなんだからしょうがない。

白(生成り)という潔いシンプルさは、どんなスタイルにも合う。とにかく丈夫。型崩れしない。お家に帰ってポンと床に置いても、なぜかインテリアとして成立してしまう美しい佇まい。帆布のバッグは使い方次第で、くたびれ感が出てしまうこともありますが、「SILVER」製品はいつもシャキッと背筋が伸びるようなスタイリッシュさがあるのです。

私的に一番登場回数が多いのは「PABLO」。ちょっとそこまでにちょうどいいサイズ感。一番嬉しいのは、買い物に行った際、アパレルショップの店員さんに「それ、どこのバッグですか?」と、かなりの頻度で聞かれること。「イエス、これは尾道のクールでイケてる(もはや死語)ブランドなんですよ」と、答える私は鼻高々。

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TEXT&PHOTO/大須賀あい