コロナ禍により生まれたテレワークなどの“場所を選ばない働き方”。
「都市“か“地方」ではなく、「都市”と“地方」が選択できる今、
社会が成長する中で見えてきた“課題”を“チャンス”に変え、
地方に眠る資源を活かして新しい価値を社会に提供できる地方起業家を輩出するため、
「徳島県鳴門市」を舞台に開講されたのが

移住起業アカデミー「NARUTO BOOT CAMP」。

本アカデミーは、令和5年6月2日から計7回のオンラインプログラム、また、プレゼン選考により選抜された6名が実際に鳴門市で短期合宿を行うセレクションプログラムから構成。
専門講師による事例ベース講座でビジネスモデル・資金計画・マーケティング・創業計画などを学ぶとともに、学生起業家・地方起業家などがメンターとなりフォローし、参加者同士が交流を図りながら、最終ゴールとして鳴門での起業を目指す内容となっています。
アカデミーには、東京、大阪など全国各地から地方起業に関心のある応募者42名が参加しました。

初回の講座①では、「地方起業が人生を変える」をテーマにアカデミーメンターの3人が講義。
全国の地域活性化事業に取り組む(株)Uプロジェクトの酒井 大輔氏は、地方の課題をビジネスチャンスと捉え、その課題の本質を自分自身で地域に入り込んで理解していくことの必要性を訴えました。
また、学生起業家として活躍する(株)エンターラルの香川 紘輝氏は、地方でチャンスを掴むためのテクニック等を講義。紹介されやすい人材になり、地方を変えたいアピールを熱くぶつけることの重要性を実体験に基づき講義いただきました。
鳴門市役所で創業・地場企業の事業拡大の支援・サテライトオフィス誘致・移住推進施策などを担当する堀係長は、地方起業のメリットと鳴門市のポテンシャル等について説明しました。

講座②は、「アイデアをビジネスに変える方法」がテーマ。
新規事業創出の制度設計、起業家育成、新規事業・起業家の伴走支援を手掛けるアイコニックビート(株)の河西 祐介氏に講義いただきました。
1人でひたすらにビジネスプランの計画を立てず、周りとの共創の中でブラッシュアップし、アンケートを取るよりも前にまずは会って話を聞く「需要調査」が重要であることを説明しました。
これを踏まえた各々のビジネスプランをアップデートしていくためのグループワークでは、「15分では短い」と感じるほど、盛り上がりました。

オンライン交流会やLINEグループでのざっくばらんな参加者同士の交流など、横のつながりを積極的に活用しながら、日々自己を高め合う参加者たち。
参加者・講師・メンター全員で最高の「NARUTO BOOT CAMP」づくりがスタートしたところです!

 

 

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