地方移住クリップは、地方移住に興味関心のある方ならどなたでもご参加いただけるコミュニティです。Facebookグループで運用されており、平日毎日、地方移住に関する様々なトピックを配信しています。現在約1500人を超える方が参加しています。

この記事では、7月11日から7月17日の間に配信された内容を元に、トピックを振り返っていきます。

地方移住は価値観のシフトチェンジ

— ついにオリンピックの開会式が行われましたね。競技もスタートし、続々とメダリストも誕生しています。

いろいろな思いが渦巻く、自国開催のオリンピック。不安な気持ちを払拭することは難しいかもしれませんが、競技者へのリスペクトを持つことは忘れず、テレビの前で精一杯応援できるといいなと思います。

— さて今週は、鳥取に移住し「半農半本屋」として生活しているモリテツヤさんについての記事からはじめましょう。

ニュース記事: 【モリテツヤ・汽水空港1】鳥取に移住し「半農半本屋」。坂口恭平ら作家がイベントに指名

移住とは、新しい価値観の発見や、価値観の転換なのでは無いかと思うことがあります。モリさんの移住後の生活を読むと、都会の暮らしから見たら「負け組」のように見えて、実はそうではないのではないか。長引くコロナ禍、既存の社会システムを問い直さざるを得ない今こそ、これまでの価値観が揺らいでいる。本当に幸せに暮らすということはどういうことなのか、お金を稼ぎそれを使うとはどういうことなのか。固定観念と価値観をシフトチェンジしていくそのさなかに、移住という選択をする方も多いのではないでしょうか。

— 鳥取には、多くの若手クリエイターたちが移住をしているそうですね。

そのようですね。「30代を中心とする彼らは、都市でシステムに組み込まれるようにして生きることに疑問を持ち、高い家賃や時間の制約などから自由になることを目指している」と記事にもあります。過疎の問題を抱える地方の町にとって新しい風が吹いているようです。これはきっとどの地域でも起こりうる変化でしょう。移住者発信の新しいムーブメントにこれからも注目していきたいところです。

家族で移住する、それぞれのタイミング

— 若手クリエイターの移住という話が出ていましたが、芸能人の移住も最近ではよく話題に上ります。

ニュース記事: 天津木村 家族の岩手合流を感激報告「よーーーし! お父さんは働きます」

この記事<https://nativ.media/28081/>でも、芸能人の移住について取り上げています。お名前をざっと見るだけでも、そうそうたるメンツですね。Yahoo!で今回取り上げているのは、コメディアンの天津木村さんです。

— 天津木村さんは、今年の3月に単身で岩手に移住されていたのですね。

単身での移住から遅れること数ヶ月、このたびご家族が移住を決めてくれたとのこと。家族みんなで暮らせることになったその喜びを語っています。本人が先に移住して生活をはじめ、あとから家族が加わるという今回のようなケースは案外多いようですね。学校のことや、仕事のこと、心の整理。ご家族にもそれぞれ移住を開始できるタイミングというものがあります。「せーの」で一緒に移住をはじめる必要はないのです。家族のことを一番に考え、それぞれよいタイミングでの移住ができるといいですね。

地方移住の全体像と、いろいろな細かい箇所の参考になる情報を、地方移住クリップでは引き続き皆様にお届けしていこうと考えています。