[本セミナーは後日アーカイブ動画での視聴も可能です。詳しくは下記をご参照ください。]

“まちに必要な人材”が集まる仕組みを築いた、現場のリアルから学べること。

【はじめに】ネイティブ株式会社として通算23回に渡って開催し、のべ3,400人を超える皆様にご参加いただいた「地域マーケティングセミナー」が、面白法人カヤックへの統合合併を経て改めてスタートします。「まちづくり戦略セミナー」と題し、そのテーマを更に広げて様々な活動のヒントとなるような情報をご提供していきたいと考えています。どうかよろしくお願いいたします。

さてその第一回目は、昨今ますます注目されて各地で採用が加速している「地域おこし協力隊」がテーマです。
令和4年度に全国でおよそ1,100を超える自治体で6,400人もの隊員が活躍している「地域おこし協力隊」は、域外からの人材を活用するために地域にとっては既になくてはならない制度です。政府はこの隊員数を令和8年度までに10,000人に増やすという目標を掲げており、さらに強化する方針を打ち出しています。

開始当初は様々な問題も指摘されてきたこの制度ですが、開始から約15年目ということもあり、今ではこの制度をうまく活用して”まちづくり”の核となる体制としている地域もあります。一方で、募集してもなかなかいい人材が集まらなかったり、うまく定着しなかったりということで悩んでいる地域も少なくありません。全国を俯瞰すると、地域おこし協力隊の活用の「二極化」が進んでいるとも言えます。

今回は、現在も40名を超える隊員が活躍し、しかもその任期満了後の定住率が90%以上という非常に大きな成果をあげている「兵庫県豊岡市」のご担当者に直接お話を伺う機会をつくることができました。豊岡市の地域づくり課 移住定住・若者係長を務められている沖中正孝さんは、2019年から市の環境経済課で定住推進を担当されています。市民と移住者が共同で「面白いまちづくり」を行う仕組みづくりをモットーに地域おこし協力隊の採用・活用をリードし、その募集戦略や活躍する場作りまでを担当されています。

[↑カヤックが運営するSMOUT上でも、豊岡市の地域おこし協力隊に関する情報が数多く掲載されています]

今回のセミナーではその沖中さんをゲストにお招きし、地域おこし協力隊の実績や制度活用のポイント、また市役所内での合意形成や予算取りに関する工夫、さらにはこれからどのようにこの制度を活用すべきかなどの展望までを、現場目線で語っていただこうと思います。そしてその中に見え隠れする様々なヒントや示唆を、面白法人カヤックのちいき資本主義事業部事業部長である倉重とのトークセッションという形で導き出し、地域おこし協力隊の募集・活用事業に取り組む皆さんにお役に立てればと思っています。

尚、今回のセミナーはお申し込み者限定で、後日アーカイブ動画が閲覧できます。当日その時間に参加できないという方も、是非お申し込みください。もちろん、当日ご参加いただければ、その場でのご質問も可能ですので、よりお役に立てるかと思っております。奮ってのお申し込み・ご参加をお待ちしております。どうか宜しくお願い申し上げます。

①本セミナーの目的

価値のある”地域おこし協力隊”の人材募集と、その活用のポイント

②対象者

以下のような課題や役割をお持ちの方

☆地方公務員として地域おこし協力隊の活用業務に関わっている方

→今現在、地方公務員としてまさに地域おこし協力隊の募集を担当している
→隊員の活用や定着などに課題を感じている
→そもそも何をどうやったら良いのか悩んでいる

☆地域側の立場で「地域おこし協力隊」の受け入れ側として関わっている方
→地域おこし協力隊による域外からの人材の採用を検討している
→地域おこし協力隊の募集などを、地域内でサポートするなどして関わっている
→地域おこし協力隊の人材を活用することで、まちづくり・地域活性化事業を進めたいと考えている

③開催概要

■日時:

2023年8月3日(木) 16:00 ~ 17:30 
※お申込者に限り、後日アーカイブ動画での視聴も可能 (Youtube限定公開での閲覧対応)

■実施方法:

オンラインにて実施(Zoomを使用)
※Zoomに関する準備は、こちらなどを参考に各自ご対応お願いします。個別のサポートは致しません。
※当日の参加URLは、お申し込み直後や実施前までに配信されるメールにてご案内します。
※Zoom Webinarにて実施しますので、原則としてお名前や顔、音声は参加者同士には公開されません。お気軽にご参加ください。

■タイムテーブル:
15:30      参加URLへの入場受付開始
16:00~16:05 本セミナーの主旨説明  (MC:面白法人ネイティブ ちいき資本主義事業部 塚本明日香)
16:05~16:55  豊岡市 地域づくり課 移住定住・若者係長 / 沖中さんと、面白法人カヤック/倉重とのトークセッション
主な話題:豊岡市の地域おこし協力隊に関する実績、活用事例、募集/活用/予算取りのポイントや工夫、今後の方向性など
16:55~17:10  質疑応答
17:10~17:25  面白法人カヤックからのサービス紹介
「移住・関係人口促進のためのマッチングプラットフォーム SMOUT」による”地域おこし協力隊募集”の効果” など

17:25~17:30  閉会のご挨拶、お知らせ

※内容は当日一部変更される可能性があります。

■トークセッション登壇

ゲスト:豊岡市 くらし創造部 地域づくり課 移住定住・若者係長 
沖中 正孝 (おきなか まさたか)
1978年兵庫県豊岡市出身。2001年4月豊岡市(旧但東町役場)入職。教育委員会で公民館・生涯学習担当、税務課で徴収担当、農林水産課でコウノトリ育む農法の担当をへて、2019年から環境経済課で移住定住を担当。市民と移住者が交わり「面白いまちづくり」を行う仕組みづくりをモットーに、地域おこし協力隊の採用・活用を推進。2023年の豊岡市組織改革により、これまでの移住定住に加え、婚活プロジェクトや若者世代向け政策などを包括的に手掛けている。移住担当になり5年が経過した今、移住者や若い世代のチカラで少しずつまちの風景が変わり始めたと実感している。
古くてかっこいいもの、サッカー、ハイボール、何より妻をこよなく愛する、地域活性化の仕掛け人。

聞き手:面白法人カヤック ちいき資本主義事業部長
倉重 宜弘(くらしげ よしひろ)
1967年愛知県出身。金融系シンクタンクを経て、2000年よりデジタルマーケティング専門ベンチャーに創業期から参画。大手企業のデジタルマーケティングやブランディング戦略、Webサイトのプロデュース等を実施。2012年より新規事業開発の関連会社役員や地域共創事業部長を歴任し、地域の観光振興を目的としたメディア開発などを多数経験。2016年3月に地域マーケティング専門ベンチャーネイティブ株式会社を起業して各地で事業を展開したのち、2022年9月にカヤックグループに参画。2023年5月に合併統合により面白法人カヤックちいき資本主義事業部長として、これまでの経験をもとに移住促進/関係人口創出、ふるさと納税関連、地域人材の育成やまちづくりに関する投資事業などに携わっている。

■参加費: 無料

■応募人数: 100名様限定

■備考:

・応募人数を超えた場合、申込みをいただいても参加をご遠慮頂く可能性があります。お早めにお申し込みください。

・今回のセミナーは原則として自治体関係者を対象としています。それ以外の個人や一般企業の方はご参加をお断りする場合がありますのでご注意ください。

・本セミナーは、面白法人カヤックの主催 (企画運営/ネイティブ.メディア編集部) でお送りします。

[お申し込みは以下のフォームからお願いします]